「69グラミー賞」2週目は「最優秀アルバムジャケット」の発表です。
ピンク・フロイドやツェッペリンを手掛けたヒプノシスや、ブラック・サバスで有名なキーフなど優れたアルバムには優れたジャケットがつきもの。 たとえ中身を知らなくても、ジャケットに魅了されて購入してしまう“ジャケ買い”が日常茶飯事の方も多いでしょう。私も“ジャケ買い”の頻度が高かったのですが、さすがに数多く聴くことが不可能になってきたので最近は滅多にありません。 ですから今年も“ジャケ買い”はありませんが、下記5作品をノミネートしてみました。 ■Bon Jovi / Have A Nice Day 最初に見たときは「やりおった」感が強かったこのジャケット。当初はビデオクリップの中だけで使用される予定だったそうです。しかし独裁的なジョンの一言でジャケットに昇格。アートとかセンスは抜きにしてインパクトだけはあります。もちろんデザインしたのはジョン本人です。 ■Dramagods / Love これまでのヌーノのソロ関連とは一味ちがうカラフルなジャケットは、お花畑の暖かい雰囲気の中で手錠をしたカップルの写真。一見、相反する“つないだ手”と“手錠”ですが、どちらもタイトルである「Love」を象徴しています。うーん、深いなあ。フォトグラファーはWill Blochinger。 ■The Rolling Stones / A Bigger Bang 近年グラフィックが多かったストーンズ。久しぶりの写真はイギリス人フォトグラファー、Nick Knightの手によるもの。ルネッサンス時代の画家、カラヴァッジョ作「エマオの晩餐」にヒントを得ているそうです。タイトルやバンド名の表記を省いてシンプルに、余白部分を多くとって高級感を醸し出していますね。 ■Singer Songer / ばらいろポップ 2001年突然の活動休止から4年。絵本作家ではなく“うたうたい”として戻ってきたCocco率いるSinger Songerのデビューアルバム。Cocco時代のアルバム4作品がそうだったように、制作はもちろんCocco本人の手によるものです。ジャケット自体にはレイアウトされてませんが、バンドロゴも素敵です♪ ■Stereophonics / Language. Sex. Violence. Other? これまでモノクロやダークな色合いだったステレオフォニックスのアルバムジャケットも、5作目にしてカラフルになりました。手掛けたのは、The Face誌などで活躍しているイラストレーター、Graham Rounthwaite。まるでポール・スミスのお財布みたいですが、好きです。こういうの。 69アワード2005、最優秀アルバムジャケットは、 Singer Songer / ばらいろポップです。 「Cocco活動再開」というニュースはとても嬉しい出来事でした。 なぜなら私は、活動休止中に出版された絵本も購入してたほどのCoccoファン。 しかし、いよいよ音を聴くとなると心配もよぎります。 「ガラッとサウンドが変わってたら嫌だな」とか「そもそも、くるりって何だ?」という不安もありました。 結局サウンドのほうは、素晴らしい出来とまではまだ思えないのですが、心配していたほどのことはなく一安心。 それよりも、このジャケットを見て「あっ、Coccoが帰ってきたな」と感じる事ができたのです。 次回は「最優秀アーティスト」を発表します。
by velvet_iris
| 2006-01-15 23:31
| The 69 Awards 2005
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