1981年の全米ツアーの模様を収録したライヴドキュメント“映画”です。監督はハル・アシュビーによるもので1982年には映画として公開。その後はVHSやLDで発売されていましたが、今回紹介するのは2003年3月の来日に合わせDVD化されたもので、大鷹俊一氏・樋口泰人氏の解説付き見開き8ページのブックレットが付属しています。
以前アルバム紹介でも書いたように、私が生まれて初めて聴いたライヴアルバムが「Still Life」でした。「Still Life」はツアーの模様を各地で収録したものですが、本作品はアリゾナとニュージャージーの2会場。両作品で音と映像が一致しているのは「アンダー・マイ・サム」と「サティスファクション」です。 カーテンの裏で待機するメンバーたち。 鳴り響く「A列車で行こう」や、プロモーターの“名MC”はアルバムと同じですね。 カーテンが開かれると同時に無数の風船が舞い上がります。 ヘリからの映像もスゴイ! 会場はサン・デヴィル・スタジアム。 それでは私の好きな順にメンバーを紹介していきます(笑)。 まずはキース・リチャーズ! 客席を舐めるように見ています。 なにを物色してるのでしょうか。 続いてロニー・ウッド! フリンジ付きのシャツや、スタッズだらけのベルトがいい味出していますね。 メイクもバッチリ。 元気でなによりチャーリー・ワッツ! すでにこの頃、後頭部が寂しい状態になっています。 正面とバックショットのギャップがハゲしいです。 お元気ですかビル・ワイマン! 昼間の衣裳はとってもスポーティ。 ヘルシーさをアピっているのでしょうか。 最後になりましたミック・ジャガー! とにかく良く動く。特に腰が。 生まれて初めての「動くストーンズ」はミックの“クネクネ”の印象が強烈でした。 収録当時ストーンズは結成19年目。「刺青の男」をリリースした年でもあります。付属の解説によれば「かつてのような精力的なステージをこなすライヴ・バンドというイメージからはやや遠ざかっていた」らしく、「80年代型のライヴ・バンドとしてのストーンズを示す」ために行なわれた3年ぶりのUSツアーだったそうです。巨大なセットに凝ったライティング、無数の風船と花火といった「現代型ステージ」はこのあたりから定着してきたのでしょうか。 室内の会場はニュージャージーのブレンダン・バーン・アリーナ。 セッティング・シーンを早送りで見せる手法は今や定番ですが、もしかするとこの作品が先駆けなのかも。 赤いトップスに喰わえタバコの二人。 チミらは双子か。 相変わらず“クネクネ”するミック。 チャーリーも慣れっこって感じです。 そんなチャーリーに魔の手が! ドクロのリングを付けた右ストレートが炸裂… …したかはどうか、各自ご確認ください(笑)。 「リトルT&A」を唄うキース。 その指にはドクロのリングがっ! 昼間とはうって変わってダンディな衣裳のビル。 そのビルにも魔の手が! 犯人はこの子。 ほんと子供みたいなところがありますよね。特にミックとロニーは。 最後は花火とジミヘンの「星条旗よ永遠なれ」です。 これもアルバムと同じ感じ構成ですね。 小学生の頃、アルバム「Still Life」を聴いたときに頭の中で想像した映像とはかけ離れていましたが、“とても楽しそうなお祭り”という印象は同じでした。本作中の6割から7割がミックのワン・ショットなのは、それだけカメラが追ってしまわざるを得ない生粋のフロントマンだということにしておきましょう。しかし最初に観たときはあまりの“クネクネ”に正直気持ちワルくなりました。それがトラウマになったのか、好きな順というのはあながちウソではないのです(笑)。 収録時間:91分 音声:PCMステレオ 字幕:なし 特典:解説付きブックレット
by velvet_iris
| 2005-09-25 23:51
| DVD
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