Joan Jett / The Hit List(1990)
a0026447_20204.jpg 邦題「雨をみたかい」。The Blackhearts名義ではなく、ジョーン個人によるカヴァー・アルバム。

 AC/DCやらSex Pistolsなどロックの名曲を、オリジナルよりもいい!ってくらい思わせるのは、やはり彼女の声でしょうね。昨年、久しぶりの来日を果たした彼女。私は初めて彼女のステージを観たんですが、もう数をこなしてるって感じはさすがでしたね。前座のギター・ウルフ(日本のバンド)が子供のようでした。

 ロッカ・バラードのM2「Love Hurts」はNazarethのカヴァーだそうですが、私はオリジナルを聴いた事がなかったので、彼女のおかげで名曲にめぐり会えました。
 
 それにしても、このCDは輸入盤を購入したんですが、音飛びが激しいのに2回も当たっちゃいました。最近、ボーナストラック(2曲とPV2本!)が追加された国内盤が発売されたので、購入されるならそちらをお薦めします。
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# by velvet_iris | 2004-06-17 20:21 | J/K/L
Stryper / In God We Trust(1988)
a0026447_1379.jpg この「ストライパー」というバンド、1980年代中期の洋楽ファンの方なら、HR/HMを聴かない人も雑誌などで目にしたことがあるのではないでしょうか。思い出せない方は「黄色と黒色のしましま」というキーワードでなにか浮かんできませんか。思い出してください、あの頃を…。

 1980年代中期のアメリカの音楽シーンではHR/HMが盛り上がっていました。イギリスで発生したNWOBHM(ニュー・ウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)がアメリカに渡り、それまでのアメリカン・ロックと融合した新しいハード・ロックが誕生したのです。多くのバンドはロサンゼルスを活動拠点としていたことから「LAメタル」と呼ばれ、ひとつの音楽ジャンルのようにも捉えられていました。

 その「LAメタル・ムーブメント」が終焉を迎える1980年代後期までのあいだに、様々なロック・バンドが出現しましたが、その中でもStryperは強烈なイメージを私に残してくれました。

 冗談のような強烈なヴィジュアルはさておき、音のほうはツインギターとコーラスで美しいメロディを聴かせてくれます。この4thアルバムの中でも、カリフォルニアの風のように爽やかなM2「Always There For You」や、M4「I Believe In You」などは今でも名曲だというファンも多いでしょう。ヴォーカルはハイトーンに限る、というこだわりの方には迷わずお薦めのバンドです。

 …思い出しましたか? あの「黄色と黒色のしましま」集団を。全盛期においては衣装をはじめ、楽器、バンドのロゴまで笑っちゃうくらい統一されていましたよね。やがて普通の衣装に落ちつき1990年代初期まで活動していましたが、やがて解散しました。昨年再結成をしたらしいのですが、衣装はどうだったんでしょうか。少し気になったりします。
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# by velvet_iris | 2004-06-16 13:08 | P/Q/R/S
Badlands / Badlands(1989)
a0026447_232112.jpg Ozzy Osbourne Bandの元ギター・プレイヤー、ジェイク・E・リー率いるバンドの1stアルバム。

 「ジェイク率いる」と書いてはみましたが、ヴォーカルはレイ・ギラン(元Black Sabbath)ですし、ドラマーはのちに「Kiss唯一のブロンドメンバー」となる、エリック・シンガーと地味ながら豪華。

 じつはこのバンドメンバー達、いわゆる「リストラ集団」で、当時のジェイクはご存じのようにオジーにクビにされ、レイもジョン・サイクスのBlue Murderから捨てられたばかりでした。ベースのグレッグにいたっては、これまたオジーのオーディションを受けたにもかかわらず、ルックスで落とされたという悲しい経歴を持っているそうです。過去にはWhite LionやBlack Sabbathに在籍していたエリックも、当時はGary Moore Bandのツアー・メンバーに成り下がっていたのでした。

 そんなハングリーな感じがM1「High Wire」のリフから炸裂しています。ジェイクのプレイはOzzy Osbourne Band時代とは明らかに違い、ブルージーながらヘヴィ。レイの力強く伸びのあるヴォーカルと絡み合い、エリックとグレッグのヘヴィなリズムに支えられながら、自由に弾きまくってる感じです。

 1989年の中野サンプラザでのショウを観にいったのですが、そこには豪華なステージ上でオジーに髪の毛を引っ張られながら演奏していたジェイクの姿はありませんでした。派手なアクションもなく、地味で薄暗いセットのショウは、4人からの「とにかく音を聴いてくれ」というメッセージのように感じたものです。

 やがてレイ・ギランがエイズで亡くなりバンドは消滅しました。残った三人は今、自由なプレイをしているんでしょうか。
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# by velvet_iris | 2004-06-15 23:15 | A/B/C
Negative / War Of Love(2004)
a0026447_195728.jpg さて、弱りました。このブログのルールとして「思い入れのないアルバムもとりあえず書く」と掲げた手前、なにか書かなければいけません。

 今年の3月頃ジャケ買いして一度聴いたきりです。正直、iPodで再生されたときは大抵スキップさせてます(笑)。

 店頭で手に取ったときに、「新人バンドにしてはセンスのなさそうなバンド名、タイトル、ジャケットだなあ」という直感はあったのですが、ヴォーカル、ヨンネの面構えとメンバーの雰囲気、そして「Guns N' Roses、Hanoi Rocks、Skid Rowに影響を受けたメンバーの〜」というCDショップ推薦文に期待が膨らみ過ぎたのでしょう。直感は裏切られることもなく…(笑)。

 Guns N' RosesやSkid Rowなどのサウンドを期待するのは間違いです。受けた影響はヴィジュアルには反映されているかも知れませんが、サウンドに関してはメロディアスな北欧メタル寄りです。この手のサウンドが好きなファンも多いと思います。

 「フィンランドから期待の新人」らしいですが、私の好みではありませんでした。ちなみにデビューアルバムです。

 公式HPのリンクでも貼ってお茶を濁しておきます。ヨンネの美しいお顔でお楽しみください。

 ■ Negative公式HP
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# by velvet_iris | 2004-06-14 19:58 | M/N/O
Various Artists / Hedwig And The Angry Inch(2001)
a0026447_184918.jpg 映画「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のサントラ盤。私は映画を観たあとにサントラを購入したのですが、観てない人でも充分楽しめるアルバムです。

 もともとオフ・ブロードウェイのミュージカルを映画化したのことで、全てオリジナルの曲なのは不思議ではありませんが、演奏自体も出演キャストというので驚きました。しかし、ライナーノーツを読んでみて納得。「チーターズ」というバンドメンバー自身が劇中で演技をしていたそうです。

 収録されている曲はバラエティに富んでいます。Sex Pistolsを連想させるパンクナンバーM3「Angry Inch」や、ビリー・ジョエル風なポップスM5「Wig In A Box」、カントリーっぽいM11「Sugar Daddy」など、“〜っぽい”という曲ばかりですが全てオリジナルです。もちろんこのアルバムでしか聴けません。

 映画自体も面白く、優しい気持ちになれました。「観てなくても楽しめる」と先に書きましたが、聴いたなら是非観てください。観たなら是非聴いてください。きっと更に楽しめると思いますよ。
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# by velvet_iris | 2004-06-13 18:50 | V.A.