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Jimi Hendrix(1942−1970)
a0026447_1371033.jpgギター・プレイヤー。

1970年9月18日、ロンドンで急死。
享年27歳。

原因は睡眠中の嘔吐物による窒息死。

ホテルで昏睡状態のところを発見されたが、病院へ向かう救急車内で死亡した。
体内からは睡眠薬とワインが検出されたという。

わずか4年の活動期間でありながら、そのプレイは30年経った現在でも半ば伝説として語り継がれている。
彼の死後エレクトリック・ギターを手にしたプレイヤーは皆、直接的、間接的に影響を受けているのかもしれない。
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by velvet_iris | 2004-09-18 01:36 | R.I.P.
Skid Row / 40 Seasons The Best Of Skid Row(1998)
a0026447_13524152.jpg 1989年のデビュー以降、オリジナルメンバーでは3枚のアルバムを発表したスキッド・ロウのベスト盤。収録曲は1stから4曲、2ndから5曲、3rdから5曲のほかに、EPから1曲と未発表2曲の合計17曲という構成だ。

 1stと2ndからの合計9曲はオリジナルと同じ音源だが、3rdからの5曲はリミックスであったり、ライヴヴァージョンだったりと、オリジナルとは違うので、所有しているファンでも楽しめる内容となっている。とくに、未発表のM15「Forever」は1stアルバムの収録に漏れた曲なのだがクオリティは高い。あらためて1stアルバムが捨て曲のない秀作だったかを思い知った気がする。しかもバズの声が若く、1stこそ最高傑作だというファンにはたまらないと思う。もうひとつの未発表曲M16「Fire In The Hole」も2ndにふさわしいヘヴィな曲。バンドの黄金期を切り取ったアルバムとしては「◎」。
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by velvet_iris | 2004-09-16 13:53 | P/Q/R/S
Marc Bolan(1947−1977)
a0026447_011711.jpgT-Rexのヴォーカリスト。

1977年9月16日、ロンドンで事故死。
享年29歳。

恋人の運転する車が街路樹に激突、助手席に座っていたマーク・ボランは全身を強打し死亡。

生前のマークは「パリで魔女と知り合い、自らの運命を予言された」と話していた。
魔女の予言では「おまえは30歳になる前に体が粉々になって死ぬ」と。
実際に体が粉々になったわけではなく、出血多量で病院へ運ばれたものの、長年のドラッグの影響からマークの血管はボロボロで、輸血すらできなかったという。

30歳の誕生日の2週間前に起きた事故だった。
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by velvet_iris | 2004-09-16 00:10 | R.I.P.
Joan Jett & The Blackhearts / Good Music(1986)
a0026447_1335254.jpg 1976年にランナウェイズでデビューして以来、28年も「きーぽんろっきん」しているジョーン姉さんの5thアルバム。昨年11年ぶりの来日のおかげで廃盤だったものを含め、続々とアルバムが再発されたが、本作も「Good Music」のPVが追加収録され、めでたく再発となった。

 ジョーン・ジェットはカヴァーの名手としても知られるが、本作にも3曲のカヴァーが含まれている。M3「Roadrunner」はセックス・ピストルズ、M5「Fun, Fun, Fun」はビーチ・ボーイズ、M9「You Got Me Floatin'」はジミヘンのカヴァーだ。ちなみにビーチ・ボーイズはM1「Good Music」のコーラスにも参加もしている。その他にも、マイケル・J・フォックスの姉役を演じた映画「愛と栄光への日々」(1987・米)での劇中でも使用されたM2「This Means War」や、ラップのように早口でまくしたてるM6「Black Leather」など、アルバムタイトルのとおり「グッド・ミュージック」が満載の一枚だ。


《追記:9/16》
a0026447_6385589.jpgJohnny Ramone(1948−2004)

LA時間の15日午後3時3分、ラモーンズのギタープレイヤー、ジョニー・ラモーン(本名:ジョン・カミングス)が亡くなったそうだ。

死因は前立腺ガン。5年間に及ぶ闘病中だったらしい。

ジョーン・ジェットとはかなり親交が深かったはず。

御冥福をお祈りします。
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by velvet_iris | 2004-09-15 14:08 | J/K/L
The Black Crowes / The Southern Harmony And Musical Companion(1992)
a0026447_11564569.jpg ブラック・クロウズが1990年にデビューしたときは、「ストーンズやフェイセズのようなレトロなロックンロール」と話題になったものの、当時の日本はストーンズの初来日で盛り上がっていた時期。私自身も、1stは購入したものの、このバンドよりもストーンズに夢中であまり印象に残らなかった。しかし、2年後の1992年、本作での全米初登場1位という快挙を引っさげて、私の前に戻ってきたバンドである。

 正直「劇的な変化でもしたんだろうか?」と恐る恐る聴いてみたものの、1stの路線と変わりなく、むしろ渋さが増したくらいだろうか。M1「Sting Me」やM2「Remedy」こそ「Jealous Again」のようなヒップさはあるけれど、全体的にはゆったりとしたイメージ。南部のバーとかで普通にラジオから聴こえてきそうな感じである。

 あらためて1stや本作を聴くと、いつのレコードだか思い出すのに苦労する。それだけ時代に迎合したサウンドではなかったということだろう。だからといって、単に古さをウリにしただけのバンドではなかった。好きな音楽だけをやっていた格好良いバンドだった。
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by velvet_iris | 2004-09-14 11:57 | A/B/C
The Jeevas / 1-2-3-4(2002)
a0026447_13534571.jpg 元クーラ・シェイカーのクリスピアン・ミルズ率いる、ザ・ジーヴァズの1stアルバム。クーラ・シェイカーといえば、ブリットポップ全盛の1996年に、インド風の音階のインスト曲や、ヒンズー語のマントラを唱えるようなサイケデリックなバンドだった。しかも、ヴォーカル&ギターのクリスピアン・ミルズはここ数年のUKバンドの中では、実力とルックスを兼ね備えている稀有なミュージシャンだと思っていたので、解散したときは正直残念だった。

 それから3年でクリスピアンは戻ってきた。クーラ時代のマネージャーの息子とその友達との3ピースということで、なんだか思いつきの即席バンドのような気もしたが、シンプルなロックアルバムに仕上がっている。クーラ・シェイカーの頃のような、ギターの歪みっぷりと、どこかブッ飛んだ雰囲気は薄くなってしまったが、肩の力が抜けたキャッチーなM5「Once Upon A Time In America」や、M9「Silver Apples」のコーラスもザ・フーを彷佛とさせて私は好きだ。

 昨年、C.C.R.やボブ・ディランのカヴァーを含む2ndアルバム「Cowboys & Indians」を発表。これがまた、ジャケットからしてアメリカン。どうやらクリスピアンの今度のブームはアメリカのようだ(笑)。
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by velvet_iris | 2004-09-13 13:58 | J/K/L
Pink Floyd / Atom Heart Mother(1970)
a0026447_14201513.jpg 昨日はお休みだったので牧場に行ってきました。なんて書き出しが似合いそうなユニークなジャケット、ピンク・フロイドの「原子心母」である。思えばこのブログで最初に紹介したのもフロイドの「狂気」だった。フロイドに「あまり思い入れがない」と書いたのは今も変わらないが、嫌いなわけではない。フロイドに限らず、プログレと呼ばれるバンドについて「なんとなく凄そう」というのは感じるのだが、具体的にどこが凄いのか分からないのだ。

 「ロック史に輝く名盤」とか言われることも多く、実際にファンも多い。30年前の作品にもかかわらず、CDショップの棚にはいつも置いてある。そんなプログレを理解してみたいと思い、キング・クリムゾンやイエス、フロイドのアルバムを年に数枚のペースで購入しているが、未だに理解できない。本作の、23分に及ぶM1「Atom Heart Mother」も長過ぎて、年に一回くらいしか聴かない。大抵スキップさせてしまう。

 今では理解するのをあきらめた。というか先送りするつもりだ。私は今30代だが、40歳になったらプログレを重点的に聴こうと思う。そして、50代はクラシックとジャズ。60代になったら日本の演歌を聴こう。きっとその頃になると、氷川きよしは大御所と呼ばれ、北島三郎あたりは伝説になっているだろうな(笑)。
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by velvet_iris | 2004-09-12 14:21 | P/Q/R/S
Queensryche / Operation : Mindcrime(1988)
a0026447_13445376.jpg 私にはふたりの兄がいる。このブログにたびたび登場する5歳年上の兄は、キッスやディープ・パープル、ストーンズが好きである。そして、もうひとり年子の兄がいるのだが、それがコテコテのHMファンで、ジューダス・プリーストやらアクセプトを愛し、今でも「BURRN!」を買い続け、「空耳アワー」にマニアックなネタを投稿し続けている強者である(笑)。その兄の部屋からよく流れてきたのが、このクイーンズライチだ。

 年子だからという変な対抗意識があったのかもしれないが、私は当時、クイーンズライチを積極的に聴こうとはしなかった。本作をまともに聴いたのは、昨年発売されたリマスターが初めてである。聴いた感想は「17歳の頃に聴かなくて良かった」ということ。もしあの頃聴いていたなら、きっと私もクイーンズライチにハマり、今でも「BURRN!」を買い続け、普通のロックに満足できないコアなHMファンになっていたかもしれない。そのくらい「凄い」。本作はクイーンズライチの4作目で、様々な効果音や台詞とともにドラマが展開されるコンセプト・アルバムである。一口にコンセプトといっても、解釈のしかたは人それぞれだと思うが、私の場合はこうだ。M1「I Remember Now」で眠りから目覚めた主人公が回想を始める。M2〜7までは、地下革命組織に薬物で操られながら苦悩している姿。M8「Suite Sister Mary」でメアリーと出会い、自分自身を見つける主人公。M9「The Needle Lies」からは組織への反逆が始まる、といった感じだろうか。かなり端折ってしまったが(笑)。

 もちろん、たかが一枚のアルバムを聴くために「コンセプトは何か?」と頭をひねる必要はない。しかし、アルバムの世界にどんどん引き込まれてしまうのは確かだし、最初のうちはBGMのように気軽に聴けなかったのも事実。演奏・歌唱もハイレベルなので、シャッフル再生で切り取っても良い曲揃いだが、是非アルバムを通して聴きたい一枚だ。
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by velvet_iris | 2004-09-11 13:45 | P/Q/R/S
Guns N' Roses / GN'R Lies(1988)
a0026447_165201.jpg ガンズ・アンド・ローゼズがデビューアルバム「Appetite For Distruction」のヒットを受けて発表したアルバム。インディーズ時代の自主制作EP「Live?!★@Lile A Suicide」の内容をそのままA面に収録し、B面にはアコースティックナンバーをカップリングさせた内容となっているため、「セカンドアルバム」という位置付けはされていないが、私にとっては「Use Your Illusion」よりも大きな存在である。

 1986年12月に発表された自主制作EP「Live?!★@Lile A Suicide」は25,000枚しかプレスされなかったが、「Appetite For Distruction」以降の、異常とも当然とも言えるGN'R人気により値段が高騰していたらしい。スラッシュによると「キッズが50ドルも100ドルも払わされてるって聞いたから収録を決めた」とのこと。内容の方は、エロスミスのカヴァーM4「Mama Kin」を含む、4曲のライヴテイク。まるで「Appetite For Distruction」に収められていても不思議のない、速いナンバーにはそれほど驚きはしない。驚いたのは新たにレコーディングされたB面だ。「オレ達の別の面も見せたかった」とスラッシュが語ったように、「Appetite For Distruction」とはガラリと変わったアコースティックナンバー4曲には驚いたし、シビれた。M6「Used To Love Her」は、D, A, Gのたった3コードで弾ける曲であるにもかかわらず、クールな曲だ。M7「You're Crazy」もオリジナルとは表情が違って面白く、このアルバムはアコースティックの良さを再発見するきっかけとなった。1990年に開始された「MTVアンプラグド」も、このアルバムの影響を受けているはずだ。

 文中で「A面、B面」と書いたのは、もちろんアナログ盤のこと。1982年に発表されたコンパクトディスクだが、すぐには定着しなかった。1987年頃になって、ハード・ソフトの低価格化とタイトルの増加で一気にCDへの移行が進んだものだ。事実、このアルバムこそが私が最後に買ったアナログ盤でもある。たしか、おまけとしてTシャツが付いていたのを思い出すなあ。
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by velvet_iris | 2004-09-10 16:56 | G/H/I
Andrew W. K. / I Get Wet (2002)
a0026447_1411124.jpg 英NME誌が取りあげて有名になった、カリフォルニア生まれミシガン育ちの25歳、アンドリューW.K.のデビューアルバム。サウンドは、どうってことないパンク系ラウドロック。“勢いとノリ”くらいしか誉めどころがない曲のためか、どうも“おバカなキャラクター”を強調したプロモーションに必死のようだ。それは「パーティ・一直線!」という邦題サブタイトルや、全曲に付けられた邦題からもよく分かる。

 ある意味、アルバム収録曲の全てに邦題がついているのは、今となっては逆に新鮮だ。しかし、確信犯丸出しなのが笑えない。「パーティの時間がやってきた!」「パーティー・一直線」「あの娘は愛を独り占め」「爆死上等!」「脱いじまえ!」はまだいい。「好き好きニューヨーク」というセンスも許そう。「人生は楽しむものだから」も良いじゃないか。しかし、「汗にまみれてパーティー三昧」とか、「宴を求めて三千里」はフザけすぎだろ。極め付けは「ヤラせろ!」である。さらに寒いのがライナーの解説だ。ロッキング・オンの山崎洋一郎氏によると「本作を購入し、聴いて盛り上がっている人は、実はかなりロック偏差値の高い人たちなんじゃないかという気がする」「自分の偏差値の高さはそれ以上に偏差値の高い奴にしか破れないものだ。曲がりなりにもこのアルバムに“サイコー!”と叫んでしまった自分としては、そうあってもらわないと困る」なんて書いてあるのには呆れてしまう。

 以前紹介した、ザ・ダークネスのデビュー時にも、「よほどの天才か、それともただのバカか」なんて話題になったが、間違いなくこっちのほうがバカ(笑)。でも、脳天気なパーティロックは気分を高揚させるにはもってこいだから、サポートアクトにはうってつけだと思う。メインで聴きたいとは思わないけれど。
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by velvet_iris | 2004-09-09 14:18 | A/B/C