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Autograph / Sign In Please(1984)
a0026447_202914.jpg 知る人ぞ知るLAメタル・バンド「オートグラフ」の1stアルバム。

 じつはこのバンドをリアルタイムで聴いた事がなかった。あれほどメタルを聴き漁っていたのに記憶にないのだ。このアルバムを購入したのも、友人との“昔話”から発展したのがきっかけだった。

 2年くらい前、いざ購入しようと思い、外資系CDショップを散々歩き回り、ようやくHMVイーストで輸入盤をゲット。今思えば、オンライン予約をすればあんな苦労はしなくて済んだ。

 そんな苦労を取り戻すつもりで、このアルバムは随分聴き込んだなあ。すでに20年前のアルバムなので、さすがに古さを感じるけれど、ギターのスティーヴ・リンチはギター小僧の心をくすぐるプレイを披露している。よくよく調べるとG.I.T.講師とのこと。

 Night Rangerを彷佛とさせる爽やかな西海岸ハード・ロックは聴いていて気持ち良い。やはり自分が思春期に聴いていたジャンルというのは、いくつになっても心がときめく。ただし、ヴォーカルがちょっと下品だ(笑)。

 M2「Turn Up The Radio」などは当時、MTVでヘヴィ・ローテーションだったらしい(友人談)。マイナーなバンドだったとも言ってた。

 たしかに裏ジャケットをみると地味なメンバーばかりだ(笑)。
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by velvet_iris | 2004-06-30 20:30 | A/B/C
Heart / Brigade(1990)
a0026447_95413.jpg 昨年2枚組のベスト盤を購入して初めて、70年代から活動している古いバンドであることを知りました。

 私が知ったのはいわゆる“第二次黄金期”のHeartだった訳ですが、ベスト盤での“第一次黄金期”もなかなかでした。まあ、ベスト盤の話題はいずれ書くと思うので、今回は“第二次黄金期”であり、“最盛期”でもあった1990年発表のこのアルバムについて書きます。

 なんといってもこのアルバムの目玉はM2「All I Wanna Do Is Make Love You」でしょう。邦題「愛していたい」はHeartのシングルとしては大ヒットとなりました。PVもよく目にしたものです。ゆきずりの相手に向けられた「私はただ、メイク・ラブをしたかっただけ」というクールな歌詞を情熱的に歌いあげていますね。

 それ以外にも、イントロが印象的なM1「Wild Child」に始まり、M4「Tall, Dark Handsome Stranger」などハードな曲ではアンのシャウトが、そしてM3「Secret」やM13「I Love You」のようなバラードでは、アンのハスキーな声質がマッチしています。M10「Stranded」はナンシーがヴォーカルを担当していたり、M7「Fallen From Grace」でも素晴らしいコーラスを聴かせてくれます。

 全体的にはミディアム〜バラードが多いのですが、エッジの効いたギターが前面に出てるので、“軟弱なラブソング”という感じはありません。どの曲もコンパクトで捨て曲ナシ。あっと言う間に聴き終えてしまいます。

 それにしてもアンとナンシーのウィルソン姉妹、今年それぞれ53歳と50歳になりますが、11年ぶりの新作「Jupiter's Darling」を発表しました。公式HPでは全曲試聴できますが、ハード・ロック色は薄くなり、現代的なナチュラル仕上げになってるようです。

 もしかすると“第三次黄金期”がやってくるかも知れませんね。
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by velvet_iris | 2004-06-29 09:55 | G/H/I
Sheryl Crow/ Live at 武道館(2003)
a0026447_231431.jpg 2002年10月24日に日本武道館で行なったライヴの模様を収録したライヴ・アルバム。

 ジャケットも彼女が大好きなThe Rolling Stonesの「Sticky Fingers」を意識しているみたい。決してMotley Crueの「Too Fast For Love」へのリスペクトではないと思います(笑)。

 収録曲数は13曲ですが、うち11曲はシングル・カットされた曲で馴染みの曲ばかり。私のお気に入りM9「Home」は、スライド・ギターが印象的な曲。スタジオ・テイクも好きですが、ライヴならではのアレンジも良いです。M8「A Change Would Do You Good」の最後には、The Whoの「I Can't Explain」も演奏してくれるおまけもあり、思わずニンマリ。

 グラミーを何度も受賞したり、CM曲など馴染みのヒット曲も多い彼女。デビューからは“順風満帆”というイメージがありますが、実際には31歳という遅咲きのデビュー。デビュー前には小学校の先生をしていたり、マイケル・ジャクソンのバック・ヴォーカルとして来日経験もあるという“苦労人”でもあるんですね。

 シェリル・クロウだけに。
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by velvet_iris | 2004-06-28 23:15 | P/Q/R/S
Bryan Ferry / Boys And Girls(1985)
a0026447_02944.jpg 休日に外出しないときはiPodはおやすみしている。

 もっぱらiTunesで一日中インターネット・ラジオを流しているのだが、このブログを書き始めて以来、一曲だけiPodで再生させるようにしている。

 今朝はブライアン・フェリーの6thソロ・アルバム。1985年発表のこのアルバムは、私がフェリーを知るきっかけとなった。目当ては、ビデオテープかなにかのCM曲に使われたM3「Don't Stop The Dance」だった。

 当時、私は15歳。HR/HMに夢中だった私は「大人のムード」溢れるこの作品に気後れしたものだ。曲もそうだが、香水の匂いがしてきそうなアート・デイレクションの影響もあったと思う。そんな気後れが邪魔をしたというか、他の曲はそんなに聴き込まなかった。心のどこかで「これは大人になったら聴こう」と思ったものだ。

 それから10年くらい経って、Roxy Musicを聴くようになり、LPで所有していた本作も再び手に取った。

 M2「Slave To Love」、M5「Windswept」はシングル・カットされた曲だが、個人的にはM1「Sensation」、M7「Valentine」なども気に入っている。じっくり聴くのも良いが、移動中に聴くとさらに良い。夜のドライブや、繁華街を闊歩するときに聴くと、風景にハマることが良くある。

 15歳の頃、流行にのって出会ったアルバムだが、今聴いても色褪せていない。もちろん、当時の頃を思い出し懐かしくはなるものの、古めかしさは感じない。エヴァー・グリーンと呼ばれる音楽に相応しいと思う。

 私も大人になった。

 しかし、そんないい大人が休日に予定がないというのはいかがなものか…(笑)。
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by velvet_iris | 2004-06-28 00:30 | A/B/C
John Entwistle(1944−2002)
a0026447_14016.jpgThe Whoのベース・プレイヤー。

2002年6月27日、ラスベガスのホテルで病死。
享年57歳。

死因は心不全。

検死の結果、体内からコカインが検出されたが、死亡の直接的な原因ではないと報じられた

しかし、適量を常用していたことが心不全を招いてしまったのは言うまでもない。
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by velvet_iris | 2004-06-27 01:41 | R.I.P.
Guns N' Roses / Greatest Hits(2004)
a0026447_133658.jpg 「ガンズといえば?」と聞かれ、真っ先に「LAガンズ!」と答える人はどれくらいいるんだろう…。

 今日のアルバムは20世紀最後のモンスターバンド、Guns N' Rosesのベスト盤です。が、選曲やジャケット、どこにも「ぐれえてすと」は見当たりません。アクセル・ローズ率いる「新生ガンズ」のアルバム完成が遅れたことに業を煮やしたレコード会社が、メンバーの反対を押し切って発売したというから、当然といえば当然かも。

 しかし、あまりにもお粗末な「ぐれえてすと」になってしまったこのベスト盤でも、大ファンの私はつい購入してしまう。本国アメリカでもbillboardチャートの3位まで上昇したみたい。もし、ベスト盤から聴きはじめようとしてる“ガンズ初心者”の方がいたら「悪い事は言わない、1stを買っとけ!」と教えなきゃね。

 先日、Velvet Revolverの1stや、Hollywood Rose時代の音源(輸入盤)も発売されましたが、スラッシュとアクセルの揃わないバンドに1stの頃の“スリル”は感じませんでした。きっと「新生」もそうかなあ。

 ■ 新生GN'Rのやる気のない公式HPはコチラ
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by velvet_iris | 2004-06-26 13:38 | G/H/I
Coldplay / A Rush Of Blood To The Head(2002)
a0026447_145346.jpg 私は梅雨の季節は好きだ。

 というか夏が苦手なので、いきなり暑い日が続くよりは、雨の日を挟みつつ夏の暑さに慣らしてくれるから好きだ。できれば10月くらいまで梅雨明けしないで欲しい。今日は雨のおかげで涼しくて良かった。

 さて、このアルバムタイトルを直訳するならば“頭に血がのぼる”だが、邦題は「静寂の世界」となっている。イメージがまるで逆だ。ルパン三世でいうなら銭形警部と石川五エ門だ。ムーミンでいうならミーとスナフキンだ。HR/HMの世界ならオジーとトミー・アルドリッヂだ。

 だけど、聴いてみると邦題のほうがしっくりする。全然興奮しないのだ。どちらかというと萎える。落ち込む。「静寂の世界」じゃなく「憂鬱の世界」に一直線だ。五エ門だ。ミーだ。アルド…(自粛)。

 このバンドはこの1枚しか聴いてないが、他のアルバムを聴く気がしない。縁がなかったね。

 でも、映画「スライディング・ドア」などに主演のグウィネス・パルトローが奥さんってのは羨ましい。

 思い入れがなさすぎたので、梅雨の話とブラピでやり過ごしました(笑)。あと、なにげにスキンを変えたので、なにげに文体も変えてく方向です。
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by velvet_iris | 2004-06-25 14:55 | A/B/C
Janis Joplin / Pearl(1971)
a0026447_142423.jpg かなり昔の話になります。

 17歳の私はミュージシャンになるつもりでいたので、大学進学は頭にありませんでした。ですから“ロック大学への受験勉強のつもり”で、名盤と呼ばれたアルバムとかを聴きあさっていました。

 ギター・プレイヤーを志す私が当時聴いていたのは、いわゆる“HR/HM”。ジャニスの世界とは一味も二味もちがう音楽でしたが、「とりあえず買っとけ」てなノリで購入したのがこのアルバムでした。もちろん、あらゆる名盤から曲づくりのヒントやギターのフレーズを盗むつもりで聴きはじめたのです。

 M1「Move Over」まではバックに注目していました。しかし、M2「Cry Baby」のイントロでのジャニスの“叫び”を聴いて衝撃を受けたのです。その種類はどちらかというと「う、気持ち悪い!」っていうものでしたが、迫力に圧倒されました。

 それからは彼女の生涯についての記事などを読みあさりました。そしてたどり着いた答えが「ロックは音楽じゃない、生き方だ」ということです(笑)。

 残念ながら私は現在、音楽に携わる仕事をしていません。ですが、ロックな生き方をしたいなあと常々思っています。わはは。
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by velvet_iris | 2004-06-24 14:25 | J/K/L
Ash / Nu-Clear Sounds(1998)
a0026447_121113.jpg アイルランド出身の若い(発売当時20歳そこそこ)バンドの2nd。
 
 1stアルバム「1977」から現在まで聴き続けていますが、最初の印象は、曲や演奏はナカナカだけどヴォーカルが平たいなあと思ってました(笑)。個人的に“エモーショナルなヴォーカル”こそがロックだと思ってたんですよね。基本的には今もそうなんですが…。

 でもこのアルバムくらいからそんなティムのヴォーカルにも慣れたというか、このサウンドでヴォーカルがオジーやロニー・J・ディオなら嫌だなと思うようになりました。わはは(笑)。

 このアルバムから新メンバー(紅一点しかもギター)のシャーロットが加わっており、M12「Radiation」は彼女の曲。M13「A Life Less Ordinary」はユアン・マクレガー主演の映画「普通じゃない」にも使われてました。

 しかし1stアルバム発売から8年経ってしまったとは……。歳も取るっちゅーねん。
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by velvet_iris | 2004-06-23 12:12 | A/B/C
JET / Get Born(2003)
a0026447_15011.jpg AppleのiPodのCMでおなじみのM2「Are You Gonna Be My Girl」を含む13曲入りのデビュー・アルバム。

 月9のアイスホッケードラマで「古き良き時代の女」なんて台詞があったのは記憶に新しいところですが、ロックの世界でも、ここ数年は「オールドロック・リバイバル」とも叫ばれ、1960〜1970年代を彷佛させるロックバンドが台頭しています。ニュージーランドのThe Datsuns、イギリスのThe Darknessと、世界中で「同時多発」的にデビューした新人バンドが、高評価を受けています。

 このJetはオーストラリア出身。「田舎で育ったから、流行っているものがあっても全然伝わってこなかったし、ラジオを付ければ必ずAC/DCがかかっていたんだ」とメンバーは笑って答えていますが、PVやアルバムのアートワーク、なによりも音を聴けば「オールドロックを意識している」のは一目瞭然です。

 もちろん、彼等にとって一番好きな音楽をやりたいようにやっているんでしょうが、ブームが終わってしまえばどうなるのでしょうね。「成長」という言葉にすり替えて微妙に方向性を変更するのか、それともチャートから姿を消してもこの路線で行くのか。まあ、いいや。今この音楽を楽しみましょう(笑)。とにかく全曲カッコイイです。

 私が所有しているのは輸入盤ですが、国内盤にはボーナストラックが1曲追加されています。また、7月にはライブやPVの収録されたDVD付きの国内盤が発売されるので、これから聴かれる方はそちらをお薦めします。
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by velvet_iris | 2004-06-22 15:01 | J/K/L