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Ozzy Osbourne / The Ultimate Sin(1986)
a0026447_15145931.jpg 邦題「罪と罰」。オジー・オズボーン・バンドとしては4作目となり、ギターは前作同様ジェイク・E・リー。ただし、リズム隊はフィル・スーザン(b)、ランディ・カスティロ(ds)にメンバーチェンジされた。

 そのランディ・カスティロのドラミングから始まるM1「The Ultimate Sin」、そしてM2「Secret Loser」や、「暗闇にドッキリ!」なんていう妙な邦題のM9「Shot In The Dark」は、のちのベスト盤に収録されるほど、この時期のバンドサウンドの代表的な曲である。当時はLAメタル全盛期で、以前よりもキャッチーになったこのアルバムを物足りないと思う古くからのファンも多いようだが、私は前作でオジー・デビューしたので、このアルバムも当然のように夢中になった。ジェイクのギタープレイは今聴いても、私を15歳の頃にタイムスリップさせてくれるし、ミィディアムテンポの曲が多く、ランディ・カスティロのドラムが、より印象に残るアルバムだと思う。

 また、この頃はヴィジュアル面でも華やかだった。オジーの髪は鮮やかなブロンドだったし、ステージアクションはジェイクが歴代一派手だっだと思う。“威勢のいいアパッチ”ことランディ・カスティロも、スティックをグルグル回したり、手の平でシンバルを叩いたりと元気だったが、2年前、癌により51歳という若さでこの世を去っている。

 ランディ・カスティロのサイトでは、オジーをはじめ大勢のミュージシャンからの追悼メッセージが掲載されており、オジーも「ランディ、あの世で会おう」とコメントを寄せているが、ランディというメンバーを二度も失ったことは、さぞかし辛かっただろう。

 ■ ランディ・カスティロのサイトはコチラ
© SONY MUSIC ENTERTAINMENT INC.

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by velvet_iris | 2004-08-12 15:18 | M/N/O
Nuno / Schizophonic(1997)
a0026447_2029452.jpg 元エクストリームのギタープレイヤー、ヌーノ・ベッテンコートのソロ1stアルバム。エクストリーム解散直後に発表された本作は、プロデュース、ソングライティングはもちろん、一部(プログラミング、パーカッション)を除いた全パートの演奏もヌーノ本人がこなしており、まさに「ヌーノ100%」といった趣きのアルバムとなっている。

 ギタープレイに関しては、エクストリーム時代のような超絶プレイとまではいかないまでも、リフ、バッキング、ソロの全てに非凡なプレイを聴かせてくれる。しかし、このアルバムで注目すべきは、ヌーノ自身のヴォーカルと、歌詞から垣間見ることのできるヌーノの世界観かもしれない。ギタープレイヤーのヴォーカルといえば“御愛嬌”的なものも多いが、エクストリーム時代からヌーノのバックヴォーカルには定評があったとおり、上手い。日本人に例えるなら、浜田省吾のような声質だと思うのだが、M3「Crave」での熱唱はもう、嫉妬さえ覚えるほど上手いのである。また、「Crave」では妻、M12「I Wonder」では両親など、家族についての歌詞が多いのも、家族思いのヌーノらしい。

 今年の夏は故郷ポルトガルで、エクストリーム再結成(パットは不参加)ライヴを行なっているというヌーノ。11月にはTOTOのスティーヴ・ルカサーとの夢の競演が東京でも観れます。

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by velvet_iris | 2004-08-08 20:31 | M/N/O
Motley Crue / Girls, Girls, Girls(1987)
a0026447_13422412.jpg このアルバムは私の中で、LAメタル・ムーヴメントの終焉を告げたアルバムとしての印象が強い。私は2ndの「Shout At The Devil」(1983)からリアルアタイムで聴いてきたが、グラマラスなメイクと悪魔崇拝的なアプローチの2nd、ムーヴメントの渦中で怖いものナシだった3rdのノリの良さとは一味違う、そう、まるで“線香花火が燃え尽きる前の一瞬の輝き”のような、ワイルドなロックが満載のアルバムである。

 たまに懐かしくなってPVを観たりするのだが、M1「Wild Side」などはライヴの模様がふんだんに使用されており、いかにムーヴメントが盛り上がっていたか再認識させられる。M2「Girls, Girls, Girls」はストリッパーに囲まれて嬉しそうだ。そして、M9「You're All I Need」。ドメスティック・バイオレンスの末の悲劇を映し出した、モトリーにしてはダークでシリアスなPVも、曲に合った良いビデオだった。

 実際に「セックス、ドラッグ、ロックンロール」を地で行ったメンバーは、次々とトラブルを起こした。中でもベースのニッキーはヘロイン中毒で仮死状態に陥るほどだった。やがて更正し、セールスを意識したアルバム「Dr. Feelgood」(1989)で初の全米No.1を獲得するのだが、その後はグダグダしてしまった。
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by velvet_iris | 2004-08-02 13:45 | M/N/O
Ozzy Osbourne / No Rest For The Wicked(1988)
a0026447_14041.jpg オジーがザック・ワイルドを新ギター・プレイヤーに迎えた5thアルバム。

 当時、私はHR/HM専門誌「BURRN!」の表紙で、初めてザックの姿を見て、故ランディ・ローズをすぐに思い出した。ブロンドの美青年、クリーム色のレスポール・カスタム。アメリカン・フットボールの選手を目差していたというゴツイ身体はランディと正反対だったが、「きっとランディのようなプレイをしてくれるに違いない」と思って楽しみだった。

 ところが、アルバムを聴いてびっくりである。ワイルドってのは名前だけではなかった。LAメタル風味だったジェイクはもちろん、ランディよりも、いや、ブラック・サバス時代よりもヘヴィではないか。彼の代名詞のような、あの巻き弦のピッキングハーモニクスとヴィブラート。M1「Miracle Man」では“ミラクルマーン”とギターで歌うほか、アルバム中に鋼鉄のリフが満載である。

 1991年「No More Tears」発表、“ライヴ引退宣言”に伴い、日本武道館で行なわれたラストコンサートでザックのプレイを生で観たが、立ち姿といい、フル・ピッキングのソロといい、ネックを持ちギターを逆さに掲げてのタッピングといい、文字どおり“力強い”プレイを披露してくれた。ちなみに、ベースのマイケル・アイネズ(現アリス・イン・チェインズ)にとっては、ミュージシャン生活初のツアーだったらしい。

 オジーは相変わらず、客席に水をまいていたが(笑)。
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by velvet_iris | 2004-07-19 14:02 | M/N/O
Negative / War Of Love(2004)
a0026447_195728.jpg さて、弱りました。このブログのルールとして「思い入れのないアルバムもとりあえず書く」と掲げた手前、なにか書かなければいけません。

 今年の3月頃ジャケ買いして一度聴いたきりです。正直、iPodで再生されたときは大抵スキップさせてます(笑)。

 店頭で手に取ったときに、「新人バンドにしてはセンスのなさそうなバンド名、タイトル、ジャケットだなあ」という直感はあったのですが、ヴォーカル、ヨンネの面構えとメンバーの雰囲気、そして「Guns N' Roses、Hanoi Rocks、Skid Rowに影響を受けたメンバーの〜」というCDショップ推薦文に期待が膨らみ過ぎたのでしょう。直感は裏切られることもなく…(笑)。

 Guns N' RosesやSkid Rowなどのサウンドを期待するのは間違いです。受けた影響はヴィジュアルには反映されているかも知れませんが、サウンドに関してはメロディアスな北欧メタル寄りです。この手のサウンドが好きなファンも多いと思います。

 「フィンランドから期待の新人」らしいですが、私の好みではありませんでした。ちなみにデビューアルバムです。

 公式HPのリンクでも貼ってお茶を濁しておきます。ヨンネの美しいお顔でお楽しみください。

 ■ Negative公式HP
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by velvet_iris | 2004-06-14 19:58 | M/N/O