Kiss / Rock And Roll Over(1976)
a0026447_1316242.jpg この年代の洋楽には洒落た邦題が付くことが多いが、ことキッスに関しては“地獄シリーズ”として有名だ。本作の邦題は「地獄のロック・ファイヤー」。キッスの6作目である。アルバム中の10曲中9曲にもイカした邦題が付いているのだが、唯一邦題が付いていないM9「Hard Luck Woman」は、私が一番好きな曲でもある。

 ポール・スタンレーが書いたこの曲は、元々ロッド・スチュワートに提供しようと思って書かれたそうだが、「Destroyer」に収録されていた「Beth」同様、ドラムのピーター・クリスがハスキーな声で歌っている。その他の曲も非常にシンプルでノリの良いロックンロールが満載だが、歌詞はエロい(笑)。兄の影響で小学生の頃から聴いているが、もしキッスが日本語で歌うバンドだったら親に禁止されていたかもしれない。私が親だったらM1「いかすぜあの娘」やM10「果てしなきロック・ファイヤー」の歌詞を説明するのに困ってしまう。でも、私の子供なら夢中になってしまうかもしれない。だって、奇抜なヴィジュアルやワクワクするようなエピソードが満載だったもんなあ。「このジャケットの赤色のインクにはメンバーの血液が混ざっている」っていうエピソードなんて、いかにも子供が喰いつきそうだもん。

 「Hard Luck Woman」のPVでも、ダブルネックのギターをポールとエースの二人で弾いている姿があったけれど、あんな弾き方を見たのは後にも先にもキッスだけだなあ。
[PR]
by velvet_iris | 2004-09-06 13:18 | J/K/L
<< Keith Moon(1946... David Lee Roth ... >>