Rainbow / Difficult to Cure(1981)
a0026447_11455713.jpg ヴォーカルがジョー・リン・ターナーに代わったレインボーの5thアルバム。個人的には、コンパクトで捨て曲がない、アートワーク(裏面含む)が仮面ライダーを連想させてクール、という理由から「文句をつけたくない」アルバムである。あえて文句があるといえば邦題だろうか。大ヒットシングル「アイ・サレンダー」のタイトルを、そのままアルバムの邦題にしたのはセールスに貢献したかもしれないが、絶対に「治療不可」にしたほうが良かったと思う。

 サウンドの方は、前作「Down To Earth」(1979)に引き続き、アメリカ市場を意識したポップ&キャッチー路線で、カヴァー曲とインストが2曲づつ含まれている。とくに、インストのM9「Difficult to Cure (Beethoven's 9th)」はベートーヴェンの第九をアレンジしており、リッチーもドン・エイリーも弾きまくりだ。M1「I Surrender」とM4「Magic」のオリジナルは未聴だが、この調子だと、かなりアレンジされているかもしれない。また、このバンドで話題になるのが歴代のヴォーカリスト論争だが、「もうこのレベルになれば、ロニーも、グラハムも、ジョーも素晴らしいほど上手いのだからいいじゃん!」と思ってしまうのは私だけだろうか。

 余談だが、私より少し上の世代には、やたら「リッチー信者」が多く、5歳年上の兄もそうだった。ラージヘッドの白いストラト(グレコ製だったが)と、ディープ・パープル、レインボーのアナログ盤は兄の部屋のマストアイテムだったものだ。
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by velvet_iris | 2004-08-18 11:46 | P/Q/R/S
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