Kashmir / Zitilites(2004)
a0026447_18284891.jpg 5月頃にジャケ買いして以来、最近私が一番聴いているアルバムが、この「カシミール」というバンドの日本デビュー作「シティライツ」である。予備知識がまったく無かったのだが、帯を見ると“デンマークを代表するロックバンド”と書いてあった。しかし、デンマークのロックバンドが思い浮かばなかったので、バンド名から勝手にレッド・ツェッペリン風のサウンドを期待したものだ。

 ツェッペリン風ではなかったものの、サウンドは多彩である。幕開けの叙情的なM1「Rocket Brothers」では、コールドプレイ以上にドラマティックなメロディを聴かせてくれるし、M3「The Aftermath」ではボブ・ディランを彷佛とさせるフォーク・ソングを彼らなりのサウンドにしている。ジャケットを見て分かるように、メンバーは4人で、ヴォーカル&ギターのためキーボードプレイヤーも含まれているのだが、このキーボードが良いのだ。久しぶりにキーボードが効いているバンドに出会った感じがする。あとドラムの変則的なビートも大好きだ。実際に、メンバーの1人はロジャー・ウォーターズのツアー・メンバーのオーディションを受けたことがあるらしく、プログレ的な面も持っているのだろう。プログレの影響は、インストのM14「Bodmin Pill」や、M6「The Push」のイントロで垣間見れる。

 日本では本作がデビューとなるカシミールだが、活動歴は10年で通算4枚のアルバムを発表しているらしい。そう言われるとこのアルバムのクオリティの高さや、新人らしからぬ風格も頷ける。本国デンマークでは、グラミー賞にあたるDanish Music Awardsの主要6部門を独占するなど、国民的人気だそうだ。それも、日本盤ボーナストラックのM15「The Aftermath(ライブ)」でのオーディエンスの反応を聴くとよく分かる。

 ■ カシミールの公式サイトはコチラ
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by velvet_iris | 2004-08-17 18:16 | J/K/L
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