Metallica / ...And Justice For All(1988)
a0026447_1723743.jpg 満員電車の中で流れたら、音漏れに注意が必要なバンド、メタリカの4thアルバム。邦題は「メタル・ジャスティス」。このアルバムから、事故死したクリフ・バートンに代わってジェイソン・ニューステッドがベースをプレイしているのだが、レコーディングの状態が悪かったのか、ベースがほとんど聴こえないアルバムとして有名である。

 しかし、それを差し引いても充分にアルバムの質は高い。いずれの曲も5分以上の大作であるにも関わらず、ひとつの曲の中でいろんなテンポ、メロディを惜しみ無く聴かせてくれる。スラッシュメタルに対して、単なる“うるさ速いメタル”というイメージを持っている方には、迷わずメガデスかメタリカをお薦めしたい。特にM4「One」のドラマティックな展開は、プログレファンにも支持されるのではないかと勝手に思っている。

 また、この曲でメタリカは、1989年のグラミー賞最優秀ヘヴィメタル・アーティストを受賞した。たしかグラミーはLAメタルで盛り上がったHR/HMシーンを長年無視しており、やっと前年の1988年にヘヴィメタル部門が新設されたのだが、その年の受賞はジェスロ・タルで、ガッカリした覚えがある。私をはじめ、友達の間でも「誰だよ、ソレ」みたいな空気が流れたものだ。

 かなり前の話になるが、電車内で隣に座っていた女性のイヤホンから「ダダダダッ、ダダダダッ、ダダダダダダ…」と音が漏れてきて、思わず体が反応しそうになったことがある。冷静に文庫本読んでる姿からは想像できないギャップだった。
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by velvet_iris | 2004-08-16 17:27 | M/N/O
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