Motley Crue / Girls, Girls, Girls(1987)
a0026447_13422412.jpg このアルバムは私の中で、LAメタル・ムーヴメントの終焉を告げたアルバムとしての印象が強い。私は2ndの「Shout At The Devil」(1983)からリアルアタイムで聴いてきたが、グラマラスなメイクと悪魔崇拝的なアプローチの2nd、ムーヴメントの渦中で怖いものナシだった3rdのノリの良さとは一味違う、そう、まるで“線香花火が燃え尽きる前の一瞬の輝き”のような、ワイルドなロックが満載のアルバムである。

 たまに懐かしくなってPVを観たりするのだが、M1「Wild Side」などはライヴの模様がふんだんに使用されており、いかにムーヴメントが盛り上がっていたか再認識させられる。M2「Girls, Girls, Girls」はストリッパーに囲まれて嬉しそうだ。そして、M9「You're All I Need」。ドメスティック・バイオレンスの末の悲劇を映し出した、モトリーにしてはダークでシリアスなPVも、曲に合った良いビデオだった。

 実際に「セックス、ドラッグ、ロックンロール」を地で行ったメンバーは、次々とトラブルを起こした。中でもベースのニッキーはヘロイン中毒で仮死状態に陥るほどだった。やがて更正し、セールスを意識したアルバム「Dr. Feelgood」(1989)で初の全米No.1を獲得するのだが、その後はグダグダしてしまった。
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by velvet_iris | 2004-08-02 13:45 | M/N/O
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