The Darkness / Permission To Land(2003)
a0026447_15160.jpg HR/HMファン期待のルーキー、ザ・ダークネスのデビューアルバム。

 イギリスのブレア首相やアブリル・ラヴィーンも大ファンだという彼らのサウンドは、1970〜1980年代のHRを踏襲しながらもキャッチー。AC/DCファンならば、M1「Black Shuck」のリフを聴いただけで気に入るんじゃないだろうか。問題は、いまどきデイブ・リー・ロスのようなキャットスーツを着たフロントマン、ジャスティンのヴォーカルかもしれない。

 まるでヨーデルのようなファルセットは好き嫌いが別れると思う。実際、私は最初、すごーく違和感を感じて「普通に歌えばいいのに」と思った。しかし、聴き込んでいくうちに慣れてくる。今ではちょっとクセになってしまっている。ただ、“フレディ・マーキュリーのようだ”と形容されるのはフレディのファンとしては納得いかないけれど。

 そんなジャスティンの弟であるギターのダンは、若き日のジョン・サイクスのような風貌で、作り出すリフもかっこいい。“リフが大好物”のHR/HMファンにはたまらないごちそうである。あとカーマイン・アピスのような風貌のベースもいい味を出しており、聴けば聴くほど味が出てくるバンドだと思う。

 私が購入したのは普通の国内盤で、ボーナストラック2曲が追加されている。それが蛇足だとは言わないが、アルバムとして聴くのならM10「Holding My Own」で一旦再生をやめて余韻を味わうのが“ツウ”ってもんだろう。国内盤では、さらに、ライヴ映像のDVDがおまけについている「最強版」もお手頃価格で発売されているのでお好みでどうぞ。
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by velvet_iris | 2004-07-18 15:17 | D/E/F
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