The Rolling Stones / Still Life(1982)
a0026447_12110.jpg ストーンズの1981年北米ツアーを収録したライヴ盤。私が生まれて初めて聴いたライヴアルバムでもある。

 当時小学生だった私は、5歳年上の兄の影響でKissやDeep Purpleなどの洋楽を聴いていた。兄が近所のレコード屋さんの袋を手に持ち自分の部屋へ入るのを見つけると、「今度はなに?なにを買ったの?」と兄を追っかけたものである。ちょっとケチな兄は「あとで聴かせるから出ていけよ」と私を部屋から追い出し、一人で聴いたあと「いいよ〜」と私を呼ぶのだが、呼ばれるまでの小一時間はワクワクしていたものだ。
 
 いつものように呼ばれて兄の部屋へ入ると、ポップなジャケットが目に入った。「Kissとは雰囲気が随分ちがうなあ」と思いながらジャケットを手に取っていると、レコードの針が落とされ、歓声が聴こえはじめた。そしてイントロの「A列車で行こう」が流れてM2「Under My Thumb」が始まる。前作「Tattoo You」(1981)でお気に入りだったM10「Start Me Up」、そしてM11「(I Can't Get No) Satisfaction」が終わり、ジミヘンの「星条旗よ永遠なれ」と花火で幕を閉じるのだが、てっきりキースが弾いているものだとずーっと思っていた。

 それまでスタジオテイクしか聴いたことがなく、コンサートにも行ったことのない私にとって、兄のステレオから流れてくる音は“楽しそうなお祭り”だった。目を閉じるとなぜか、青い空の元、緑の丘の上で演奏している情景が浮かんだのをハッキリと覚えている。後日、映像を観て全然違ったが(笑)。

 今では気に入ったバンドは必ずライヴ盤も購入するし、極力ライヴにも足を運ぶようになった。このアルバムとの出会いがそうさせたのかもしれない。
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by velvet_iris | 2004-07-11 12:12 | P/Q/R/S
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