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GUNS N' ROSES Live@日本武道館
a0026447_342178.jpg行って参りました、日本武道館。
台風4号とともに上陸したアクセル・ローズ率いるガンズ・アンド・ローゼズの追加公演です。
過去にガンズのコンサートを観たのは1992年、1993年の東京ドーム。
それぞれ3日間のドーム公演は大入満員。
世界2カ国で700万人以上を動員するという、まさに“モンスター級”のバンドだったんです。

あれから14年、モンスターは今でもモンスターなのか。
あるいは幽霊になってしまったのか。
この目で確認するため、半休取って九段下へGO。



これまでの公演では苦戦を強いられている様子だったオープニング・アクトのムック。
「せめてスタンドから観てあげよう」という、まさに“上から目線”で会場入りしたのが18時過ぎ。
私の席は1階東スタンドのステージ寄りだったんですが、なんと暗幕が掛かっています。
慌てて係員に訊いてみると「ステージの構成上、この席は観えにくくなってしまったので、アリーナか2階席に移動願います」とのこと。
チケットの売れ行きが芳しくなかったのか、ステージは普段よりも前に設置されていました。
そのぶん、アリーナの狭いことっていったらもう♪
「こんなに近いならスタンディングで何時間待たされてもいいや」と思い、アリーナBブロックと交換しました。

アリーナに入るといつのまにかムックの前座は終了していて、ステージ上では機材の入替中。
Bブロックもまだ半分程度しか埋まってません。
最前列にも行ける感じでしたが、よく見ると最前は女子が多くいます。
男子も170cm程度の人が多く、中ほどでもステージは充分に観ることができたので、そこで待機。
客層はやはり高く、時代を感じます(笑)。
やがてバックドロップが上がり、客電が落ちました。

14年ぶりの生アクセル。
変わったといえばそうですが、なんせ14年。誰だって変わってしまいます。
思ったほど、いや、全然ガッカリ感はありませんでした。
ま、それなりの歳の取り方をしているカンジ。45歳ですからね。
肝心の声のほうも全然大丈夫。
むしろ走り回ってた若い頃が、息切れしたり、変なキーで歌い出したりしてました。

そして新生ガンズのメンバー達。
最初にソロを演奏したのはナイン・インチ・ネイルズのツアー・メンバーだったロビン・フィンク(36歳)。
新生ガンズにはギター・プレイヤーが3人いますが、中でもエモーショナルなプレイを担当しているように感じました。
近くに来ると香水のニオイがプンプン(笑)。
ブルーのアイシャドーをしてて、いわゆるヴィジュアル系でもありました。

ストーンズの“Angie”をピアノで演奏したディジー・リード(44歳)は14年前からいますね。
こちらも良い歳の取り方をしてるのか、ただの不健康なのか、痩せてました。

新曲“The Blues”のあと、フインガーピッキングやフィードバックを多用したソロを聴かせたのは、リチャード・フォータス(40歳)。
イジーとヌーノ・ベッテンコートを足して2で割ったようなルックス。
主にリズム担当でしたが、いろんな曲でソロも弾きました。
リズム・ギターのときはギターを低く構えて、拳を振りおろすようなバッキングが素敵。
3人の中では最も「ロックギター・プレイヤー」という言葉が似合います。
今晩、幾度となく目が合ってしまいちょっと惚れました、マジで。

アクセルとの“Don't Cry”を聴かせてくれたのはロン・サール(38歳)。
まるでローディーか、ギター・テクニシャンみたいな地味なファッションでしたが、プレイはド派手。
フライングVで鬼のような両手タッピングをしてみたり、フレットレスギターを使ったり。
スラッシュ時代の楽曲には不要なテクニックの持ち主ですが、新曲では彼の存在感が増してくるのかな。
やはり3人の中では一番正確なプレイでした。

4月のドタキャンの張本人、ベース・プレイヤーのトミー・スティンソン(40歳)。
彼はほとんどステージ上手にいてあまり私のサイドに来てくれなかったのと、“It's So Easy”のイントロのように印象的なプレイを私が聴き逃したため、あまり覚えてません(笑)。
ただ、ダフと同じでパンクス上がりというか、もろパンキッシュなアクションでした。

ドラムのフランク・フェラー(41歳)。
にこやかな人でした(笑)。
ギターソロの最中に後方から手拍子をリクエストしたり、まさに「縁の下の力持ち」という感じ。

シンセサイザーのクリス・ピットマン(31歳)。
ロン・サール同様、新曲でしか見せ場がなかったですね。
いわゆるイケメンで最年少なので、女性ファン獲得にも期待。

こんな印象だった新メンバーとアクセルでしたが、チームワークは良さそうに見えました。
とくにアクセルは膝立ちで歩いてみせたり、ギター・ソロのときモニターの上に立って弾いているリチャードを後ろから押したり上機嫌。
リチャードはビクッとして一瞬音が外れちゃうし(笑)。

カナダのコメディドラマ「トレイラー・パーク・ボーイズ」に出演しているバブルスという人がゲストとして1曲歌ったんですが、アクセルもノリノリでした。
演奏した曲“Liquor And Whores ”は、いわゆる流行りのニュー・カントリー。

「ああ、こんな曲をガンズのライヴで聴くことになるとは」と思っていたら、その直後に“Used To Love Her”。
なんと日本でこの曲を演奏したのは19年ぶり。
しかも最後に演奏したのは同じ武道館。
シビれました、マジで。

舞台演出面ではパイロや火花、紙吹雪こそあれ、“モンスター級”だった90年代には及びません。
でも、まだガンズは生きてました。
幽霊じゃない。ゾンビでもない。懐メロバンドでもない。
モンスターが産み出したモンスターJr.ということにしておきます(笑)。

今晩プレイした新曲は4曲で、いずれも最初観客の反応は悪かったんです。
それでも徐々に身体が揺れてきて、最後には拍手喝采というパターンでした。
たぶん、アクセルをはじめバンド側にも手応えはあったでしょう。
どうか新作のリリースそしてワールド・ツアー2巡目を「なるべく早く」お願いしたいものです(笑)。


GUNS N' ROSES Live@Budokan, 18 JULY 2007

1. Welcome To The Jungle
2. It's So Easy
3. Mr. Brownstone
4. Live And Let Die~Robin Finck Solo
5. Sweet Child O' Mine
6. Better
7. Knockin' On Heaven's Door
8. You Could Be Mine~Dizzy Reed Solo
9. The Blues~Richard Fortus Solo
10. Out Ta Get Me
11. November Rain
12. I.R.S.~Ron "Bumblefoot" Thal Solo
13. Don't Cry
14. My Michelle
15. Liquor And Whores (duet with Bubbles)
16. Used To Love Her
17. Patience
18. Nightrain
=Encore=
19. Madagascar
20. Paradise City
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by velvet_iris | 2007-07-19 03:42 | LIVE
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