Ozzy Osbourne / Black Rain(2007)
a0026447_23413256.jpg黒板を爪で引っ掻くと出る「キィー!」という音。嫌いな人多いですよね。
どうしてあの音を不快と感じるのか。こないだNHKでやってました。
あの「キィー!」の音質というか成分は、猿やゴリラなどの悲鳴と同じなんだそうです。
私たち人間も、もともとは猿。
仲間の悲鳴に似たあの「キィー!」を聞いて、無意識に危険や恐怖を感じてしまうようです。


で、あの「キィー!」を聞くと鳥肌が立ちます。
この鳥肌、大辞林によると「寒さや恐ろしさ、あるいは不快感などのために、皮膚の毛穴が縮まって、鳥の毛をむしったあとのようにぶつぶつが出る現象。総毛立つこと。体温調整反射の一つ」とあります。
すなわち鳥肌が立つ原因が寒さや恐怖、不快感だとすると、感動したときの「鳥肌が立つ」という表現は正しくないらしいのです。

しかし、私はオジーの新作「Black Rain」を聴いて鳥肌が立ちました。
まぎれもなく鳥肌でした。しかも2回。
私もこのブログで「鳥肌モノ」とか書いていますが、実際に鳥肌が立つことはそうそうありません。
ロックを聴き始めた頃とは違い、最近は良いアルバムを聴いてもゾクゾク止まり。
ゾクゾクの最終型である鳥肌はずいぶんご無沙汰でした。

むろん全盛期と比較すれば声の伸びはありません。全盛期ならこう叫ぶだろうなあというとこが微妙に違ったり。
サウンドの面ではサンプリングが組み込まれていたり、一味違ったアレンジもありますが、全体的にはどこか懐かしい感じ。
「No More Tears」(1991)以降の枯れた感じのオジーではなく、ロックの名曲をカヴァーするオジーでもない、キャッチーかつヘヴィなオジーが聴けるこのアルバムは復帰作や快心作じゃなく、まさに感動作。
前回の記事で期待度を星ふたつ止まりにした事をオジーに謝りたい(笑)。

ちなみに私の鳥肌ポイント、ひとつめはM1“Not Going Away”のイントロからオジーの声が聴こえてきた瞬間。
私はこんなオジーを待っていたんだなあと痛感したら鳥肌が立ちました。
もうひとつはM8“Here For You”のギターソロ。
私がピアノのイントロに弱いのを知ってか知らずか、ザックのピアノから始まるこの曲。
それだけでゾクゾクしながら聴いていると、いわゆる「泣きのギターソロ」ですよ!
この曲はオジーの過去の名バラードを含めても個人的ベスト2です。
歌詞もすごく好き。
こうなったら来日して欲しい。ライヴを見たい! オジーに水をかけられたい(笑)!
そうなったら寒さと感動で鳥肌立ちまくりですね、きっと。
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by velvet_iris | 2007-05-29 23:46 | M/N/O
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