もう一月なかば。
昨年の話題は早いとこ片付けねばなりません。 というわけで「69アワード 2006」やります。 初日の今日は「最優秀アルバムジャケット」。 つまり私が気に入ったアルバムジャケットなわけですが、ジャケットのみの評価なので知名度やセールス、アルバムの内容はそっちのけ(笑)。 ノミネートは下記の5作品です。 ■ Black Label Society / Shot To Hell ザック・ワイルド率いるBLSの新譜ジャケットはシスターがビリヤードに興じるメタル的なイラスト。天使が煙草を吸うブラック・サバスの「Heven And Hell」のジャケットを連想させるのは筋金入りの“サバスっ子”、ザックだからでしょうか。ケースから引き出して5つ折りを広げると十字架の形になるという遊びゴコロも忘れていません。デザイン、レイアウトはRob Arvizu。 ■ Cheap Trick / Rockford 鮮やかなイエローをベースに、メンバーの顔を正方形、長方形、三角形、真円で表現したイラストがとてもポップ。バンド結成から24年という大御所でありながらまるで子供向けのようなジャケットは、バンドの音楽や姿勢をそのまま投影しているようです。私が購入した輸入盤のデジパックはエンボス加工されていて超キュート。イラストとデザインはJohn Johnson。 ■ Muse / Black Holes And Revelations 赤い大地の上のテーブルを囲むオッサン四人。しかも全員ハゲ。空には地球。その先に見えるのが金星だとすれば、この赤い大地の惑星は火星ということになります。四人は火星人? テーブル上の馬が意味するものは? ヒプノシスっぽいこのジャケットにはいろんな想像力をかき立てられますが、クレジットには「The Men Of Mystery」の文字。作者は誰なのか? それがいちばん気になります。 ■ Pearl Jam / Pearl Jam パール・ジャム通算8作目となる本作はセルフタイトルでジャケはアボガド。なぜにアボガド? という疑問はドラムのマットが「今回は何か意味を限定してしまうようなものにしたくなかった」と語ったことにより解決。多分アボガドじゃなくても何でも良かったんですね。輸入盤のデジパックは見開くと「種だけ」「種ナシ」だったりしてちょこっと笑えます。フォントもクール。写真とデザインはBrad Klausen。 ■ The Who / Endless Wire 待ちに待ったフーの24年ぶりのニューアルバム。ジャケットの鳩と鮮やかに舞う紙吹雪はまるでフーの復活を祝うセレモニーのようです。オリジナルメンバー二人がこの世を去ったこと、そして24年というブランクから内容については賛否両論のアルバムですが、このジャケットに拒否反応を示すファンは少ないんじゃないでしょうか。なぜならカヴァーデザインは「Tommy」を手掛けたRichard Evansだから。 69アワード2006、最優秀アルバムジャケットは、 ミューズの「Black Holes And Revelations」です。 「宇宙のひみつ」というこども図鑑がお気に入りだった子供の頃の私。 あまり真剣に聞いてくれる人はいないけれど、UFOを見たことも何度かあります(笑)。 2006年は「冥王星が惑星から降格」という歴史的な出来事をはじめ、宇宙旅行が現実のものとなったり、私の“宇宙ブーム”再燃の年でした。 そこへ、このミューズのジャケットですよ。 宇宙をモチーフにしたジャケットといえば、レッチリの「Stadium Arcadium」もそうですが、個人的にはミューズのが好き。 包装ビニールを剥がせばアルバムタイトルもアーティスト名の表記も無くて、まるで一枚の絵画のよう。 これのポスターとかあったら部屋に貼りたいくらい好きです♪
by velvet_iris
| 2007-01-15 01:51
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