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THE ROLLING STONES Live@Tokyo Dome
a0026447_1293163.jpg行って参りました。東京ドーム2日目。
感想を一言で言うならば「後悔」。
いえ、ストーンズが悪いとか、オープニング・アクトが悪いとか、ビールが高いとかではありません。
いや、ビールは高いな。
チケット代をケチってC席にしたことを後悔しました。
だって、紀文のはんぺんですもの。
3塁側の一番うしろ、最後列。私の後ろにはスポンサー名の看板がずらり。
逆に言えばドームを見渡す事ができる最高峰、気分はペントハウスですけどね……、
ミックはごはん粒ですよ。




まずはオープニング・アクト。
じつは初日に行かれた方のブログを読むまで、オープニング・アクトの演奏があることすら知りませんでした。
海外では当たり前で、直前のベガスやロスではクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジがオープニング・アクトを務めていたらしいのですが、日本公演では今回がはじめて。
そのブログで「リッチー・コッツェン」という名前を見て「フォーティ・デュース」名義なのかな、と思ってました。

ほぼ19時ちょうどに演奏スタート。
でも見えない。遠すぎて見えない。
左右にスクリーンが設置されているんですが、それさえ見えない。
スクリーンにアップで映し出されたあの端正なマスクと、ギター・プレイヤー随一のソウルフルな声で「ああ、本物のリッチーだろうな」と推測できる程度。
演奏していた曲は全然知らない曲でしたが、「フォーティ・デュース」っぽくもありました。

帰宅してJECのサイトを見てみると「フォーティ・デュース」名義ではなく、ビリー・シーンとパット・トーピーがリズム隊で参加した「リッチ−・コッツェン・バンド」との事。
わーん、ビリーが居たことも分からなかったよ〜。大後悔。
演奏した曲は日本のアニメ「ガンダム」の主題歌をアレンジしたものだったようです。
ガンダムなんて全く興味ないんです、私。

20分ほどで演奏は終了し、機材の入替えのため客電が灯り、SEが流れ始めました。
ライヴ前のSEって、たいがいアーティストが最近お気に入りの曲が使用されることが多いので、いつもチェックしているんですが、この日に限っては趣向がバラバラ(笑)。ホワイト・ストライプスの“My Doorbell”も流れてました。

それからかなりの時間待たされることになったので、最高峰からドーム中を見渡してみました。
さすがにストーンズ。客層が幅広いです。
20代後半くらいのお母さんに抱っこされた赤ちゃんから2007年問題の主役っぽい団塊の世代風の方まで。
しいて言えば70歳以上と思われる世代を除けば、ほとんどの世代を目にしました。
いわゆる「未就学児童の入場不可」ではなかったんでしょうか。
ちびっこも多かったです。
あとは外国人。
まあ、最近は誰のライヴでも“英語教師風のオーラのない白人客”は多いんですが、ストーンズの客の中には黒人(しかも大オーラ)やマイノリティーの外国人も多かったです。

そうこうしているうちにオープニング・アクトからほぼ一時間経過した20時16分。
“Start Me Up”からのスタートです。
今回のツアーでは珍しいようですが、アルバム「Still Life」や映画「Let's Spend The Night Together」でストーンズのライヴを知った私には、この曲が一番しっくりきます。
そして初日には演奏しなかった “It's Only Rock'n Roll (But I Like It)”!
もうテンション上がりまくり。相変わらず遠いんですが、スクリーンのサイズがオープニング・アクトのときよりも大きくなったのでヨシ!
シンキョクの“Oh No, Not You Again”のあと、私がストーンズで初めてコピーした“Bitch”!
この曲はリフを覚えちゃえば一曲完成です。
「Tumbling Dice”のあと、キーボードが設置されて“Worried About You”を演奏してくれました。
そこからテンプテーションズのカヴァー“Ain't To Proud To Beg”、“Midnight Rambler”、“Gimme Shelter”の流れは圧巻の一言。この日のハイライトだったような気がします。
特に“Gimme Shelter”でのリサ・フィッシャーとの掛け合いは鳥肌がたつほどゾクゾクしました。

そしてメンバー紹介となるのですが、すでに膀胱からビールが溢れそうな私は“This Place Is Empty”が始まると同時にトイレへ。
初来日の16年前なら考えられないですね。
キースの声を聴きながら用を足す、ん〜なんて贅沢なひとときなんでしょう。
慌てて席に戻ろうとすると、7歳くらいの男の子が股間を押さえながらフロアをうろうろしています。
「どうしたの?トイレ?」と訊くと、コクリとうなづきます。
どうやら保護者は席にいるらしく、ひとりでトイレを探していたようでまさに限界という感じ。
慌ててトイレに連れて行きますが20人くらい並んでいます。
「わー、まいったな」と思わず口にしたところ、「お先どうぞ」と一人の男性。
その声に前の人達も振り返って順番を譲ってくれました。えらい!
つーか、股間を押さえて足踏みしているというまるでコントのような場面ではそうせざるを得ないです。
「一人で戻れる?」と訊くと「ハイ」と答えたので“Happy”の流れるなかトイレをあとに。

席に戻ると“Miss You”を演奏しながらステージが移動していきます。
センタ−側にあったステージがまるごとマウンド付近まで近付き停止。
そのまま“Rough Justice”、“You Got Me Rocking”を演奏してました。
アリーナ前列の観客が全員振り向くのに対して、アリーナ後列の観客はまさに飛び跳ねて喜んでいます。
でも私にとっては平行移動でしかありません。
ごはん粒のままです。
ロニーはやたらピックをバラ捲いてました。いいな〜。
私のところにはmsnの飛行船が飛んできましたけどね。

“Honky Tonk Women”で巨大なフラワー・タンが出現するなか、ステージは元の場所へ移動。
「フォー!フォー!」とドーム中がHG状態となった“Sympathy For The Devil”、“Jumpin' Jack Flash”、“Brown Sugar”といった定番曲を聴いているうちに、「あ〜、もう終わっちゃうんだ」と思うと寂しくなってきます。
とくにチャーリーが黙々と叩いている姿を見るとジーンとしてきました。
今度の来日公演についてメディアは「平均年齢61.5歳」とか「還暦ロック」とか年齢に関することばかりクローズアップしてウンザリしてました。
チャーリーの病気のことから「最後の来日になるんじゃないか」って書いてあるブログも多かったし。
心の中で「どうかまた来てね。そしてそういった発言者を見返してやってね」と思いながら聴き入ってました。
本当に最後なんて嫌だ。
アース・ウインド・ファイヤーやベンチャーズみたいに「また来るのかよ」って言われるくらい来日してほしい。
正月の獅子舞や節分の鬼、秋田のなまはげみたいに年に一度は来て欲しい。
縁起物ですからね。
アンコールの“You Can't Always Get What You Want”、“ (I Can't Get No) Satisfaction”が終わり、メンバー4人だけで肩を組んでカーテンコール風に挨拶したときは心からそう思いました。

THE ROLLING STONES Live@Tokyo Dome, 24 MARCH 2006

1. Start Me Up
2. It's Only Rock'n Roll (But I Like It)*
3. Oh No, Not You Again
4. Bitch*
5. Tumbling Dice
6. Worried About You*
7. Ain't To Proud To Beg*
8. Midnight Rambler*
9. Gimme Shelter*
10. This Place Is Empty
11. Happy
12. Miss You
13. Rough Justice
14. You Got Me Rocking*
15. Honky Tonk Women
16. Sympathy For The Devil
17. Jumpin' Jack Flash
18. Brown Sugar
= Encore =
19. You Can't Always Get What You Want
20. (I Can't Get No) Satisfaction

*は初日プレイしなかった曲
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by velvet_iris | 2006-03-26 12:13 | LIVE
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