Various Artists / Dragon Attack: A Tribute To Queen(1997)
a0026447_0474097.jpg 明日24日はフレディ・マーキュリーの命日です。フレディがこの世を去って14年目の今年、クイーンはポール・ロジャースをヴォーカルに据えて来日も果たしました。当ブログをご覧の方々の中には、さいたまスーパーアリーナまで足を運んだ方もいらっしゃるかもしれませんね。私はというと、9月にリリースされたライヴ盤を聴いて、お腹いっぱいになっちゃったので行きませんでした。たぶん、来日公演までに「Return Of The Champions」がリリースされなければ観に行ったかもしれません。

 今日紹介するアルバムはクイーンのトリビュート・アルバムです。しかし、ただのトリビュートじゃないです。参加ミュージシャンはHR/HMのアーティストだらけ。ギター・プレイヤーはイングヴェイ、マーティー・フリードマン、ジェイク・E・リー、クリス・インペリテリ、ジョン・ペトルーシ、ブルース・キューリックなどのテクニシャンに加え、大御所テッド・ニュージェントも参加しているという豪華さ。逆に、大抵この手のトリビュートはヴォーカルがショボイのですが、今回もショボイです(笑)。といってもM1「I Want It All」を唄うロビン・マッコーリーにはビックリします。声がフレディそのもの!MSGでもきれいなヴォーカルでしたが、フレディに似ていたとは気付きませんでした。このアルバムを聴くまでは、「フレディの代わりは、絶対ジョージ・マイケルしかいない!」と思っていたのですが、ロビン・マッコーリーも良いです。ほかにはM5「We Will Rock You」とM6「We Are The Champions」を唄うポール・ショーティノもなかなか良いです。変わりダネはM7「Tie Your Mother Down」を唄うモーター・ヘッドのレミー。しかもこの曲は、ギターをテッド・ニュージェントが弾いているので浮きまくってます(笑)。ほかにはグレン・ヒューズやマーク・スローター、ジェームス・ラブリエ、ジェフ・スコット・ソートなど、トリビュート・アルバムには欠かせない(?)お馴染みの面々です。で、ギター・プレイで印象的なのはM2「Sheer Heart Attack」をアグレッシヴに弾く、マーティ・フリードメーーン!M9「Keep Yourself Alive」で個性まるだしのイングヴェイ。M11「It's Late」でのスコット・イアン(アンスラックス)のカッティングもナカナカです。けれどやっぱり笑えるのは「I Want It All」のクリス・インペリテリかな。選曲のほうもなかなか良くて、まあまあ楽しめるアルバムなんですが、やはり「Bohemian Rhapsody」は収録されていません。個人的にはツェッペリンの「Stairway To Heaven」と並び、“カヴァーしてほしくない曲”のひとつで、オリジナルこそが完璧な曲だと思っています。確かにあの曲、とくにオペラ・パートを唄える人はなかなかいませんよね。ポール・ロジャースもテープのフレディに頼っていましたし。

 13歳の頃「The Works」でクイーンを初めて聴いてから、20年以上クイーンを聴いてきている私ですが、フレディ以外のメンバーにはほとんど興味はありませんでした。まず曲が好きで、次にフレディのパフォーマンスが好きなのは今も変わらず。フレディ亡き後、残された曲を聴くか、カヴァーを聴くか。その程度の楽しみしか残っていません。クイーン+ポール・ロジャースへの興味も「ポールが歌うとどうなるだろう」この一点だけ。なので、“CDでお腹いっぱい”になっちゃったのです。
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by velvet_iris | 2005-11-24 00:41 | V.A.
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