The White Stripes / Under Blackpool Lights(2004)
a0026447_1544495.jpg来年1月に2003年以来の単独来日公演が決定したホワイト・ストライプス。本作は2004年1月にイギリスのブラックプールで行なわれたライヴの模様を収録した唯一のライヴ映像作品でもあります。セット・リストを用意しないでライヴに臨む彼らのライヴはまさに“生き物”で、日によっては20曲も演奏しないことがあるらしいのですが、この日のライヴはジャック・ホワイト本人が「最高の出来」と太鼓判を押したように26曲も演奏されています。

サウンドのほうでは徹底的に“ローファイ”にこだわっているホワイト・ストライプスですが、映像でもそのこだわりは現れています。つまり画質が悪い(笑)。
わざわざ8ミリフィルムを使用し、粒子の粗い画質になっています。どこかで見覚えのある映像だなあと思ったら、ツェッペリンの「DVD」を制作した方が監督を務めているようです。



a0026447_1551620.jpgまるで映画のようなオープニング。
ブラックプールという都市は海辺にあるリゾート・タウンらしく、100年以上も続く市内ライトアップが有名らしいです。


a0026447_261631.jpg会場はエンプレス・ボール・ルーム。
3000人収容の舞踏室らしいです。
シャンデリアが素敵。


a0026447_1585159.jpgオープニングは「When I Hear My Name」。
メグのヤル気なさげなドラミングが良いです。
こら!両手使いなさい!


a0026447_1593242.jpgジャックも最初からエンジン全開。
一気に8曲をメドレーでなぎ倒します。
ロバート・プラントとジミー・ペイジを一人でやってる感じです。


a0026447_2114973.jpgジャック用にはマイクが3本用意されています。
センターとピアノの前、メグのそばを自由に動き回ります。


a0026447_159778.jpgそれにしても演奏中のメグは色っぽいんですよ。
この腰!


a0026447_2134145.jpgこの表情!


a0026447_254361.jpg素足でペダルを踏んでいます。
赤いペディキュアがチャーミング。


a0026447_20118.jpg8曲を演奏し終わったところで軽くMC。
そのあと演奏したのはオリビア・ニュートンジョンもカヴァーした「Jolene」。


a0026447_203170.jpg「Hotel Yorba」はオーディエンスも大合唱。
これは来日公演でも合唱するでしょうね。
覚えておかなきゃ。


a0026447_241622.jpgギターを替えるジャック。
シールドまで紅白ですよ!
いやー、めでたい。


前にも書いたように、彼らのステージにはセット・リストがないそうです。
そんなバンドは数多いのですが、間髪入れずに演奏していく様子をこのDVDで初めて目にすると、あらためて驚きます。
まあ、ほとんどの曲がジャックきっかけ(ギターあるいはヴォーカルスタート)なので、メグはそれに合わせればいいのですが、その反応の速さは普通じゃないです。
メグはジャックを凝視し、ジャックはメグにアイ・コンタクトを送る。
たったそれだけで、インプロヴィゼーションで行われるソロやアレンジも見事にこなしています。やはり“元夫婦の絆”というものは強い(笑)。

しかし、「The Big Three Killed My Baby」のような、メグとジャック同時スタートの曲を演奏する前にはさすがに言葉を交わしているようです。

a0026447_210940.jpgジャックに話し掛けられるメグ。


a0026447_2985.jpg「あ、そう。分かったわ」みたいな顔してます。


“生”ではないにせよ、ホワイト・ストライプスのライヴを観て感じたことをふたつ。
まず、ホワイト・ストライプスはたった二人で素晴らしいレコードを作り、レコードのサウンドを損なわないレベルの演奏をライヴで再現しています。
レコードを二人または一人で制作しても、ライヴだとサポート・ミュージシャンに頼るミュージシャン。また、オーバー・ダビングを多用したレコード制作の結果、ライヴでレコードと同じサウンドが出せないミュージシャンも多いなか、当たり前のようでいて、とても凄いことをホワイト・ストライプスはサラリとやっています。

もうひとつは、メグがかわいい(笑)!
ドラミングは決して上手くないのですが、それが逆にイイ!
娘の学芸会の発表を観ている父兄のような気分になります。
ジャックに牽引されているように思いがちですが、ときに母親のような目線でジャックを見守り、ジャックの思うままにプレイさせてあげてるような感じがしました。

とくにこれといった映像特典などはありませんが、チャプター選択画面で「Let's Shake Hands」を選択し、リモコンの十字キーを右に3回クリックすると、“おまけ映像”を見ることができます。ただし、ほんとにしょーもないです(笑)。


収録時間:75分
音声:PCMステレオ/5.1chサラウンド/DTS 5.1chサラウンド
字幕:日本語
付属:ブックレット(歌詞・対訳・和訳付き)
特典映像:シークレット映像(50秒)
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by velvet_iris | 2005-11-14 01:41 | DVD
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