Sheryl Crow / Wildflower(2005)
a0026447_0253364.jpg 気がつけば9月も終わり。今年も残すところ3カ月になってしまった。2005年を振り返るにはまだ早いが、軽く振りかえってみても今年は目当てのアーティストによるアルバムリリースが例年よりも多かった。特に6月くらいからは私にとっての要注意アーティストのアルバムリリースが目白押しで、毎週のようにCDショップに足を運んでいたような気がする。しかし、それも8月31日をもって一息付いたとばかり思っていたが、もう一人私にとっての“要注意”が残っていた。シェリル・クロウである。

 シェリルの新作に対して全く心の準備はなかったが、それだけに先週(発売日の前日夕方)、店頭の目を引く場所にディスプレイされている新作のジャケットを見たときは嬉しかった。まずジャケットがいい!まるでビアズリーのようなタッチの絵にあぐらをかいているシェリル。インナーの写真も良い表情だ。シェリルがつい最近婚約したのは知っていた。お相手は2年前から交際していたランス・アームストロング。きっと幸せいっぱいの中、このアルバムは制作されたのだろう。インナーには「To Lance With Deep Love And Appreciation. This Record Is For You.」という彼女のメッセージがあるくらいだ。ミュージシャンの私生活が作品に反映されることは多い。クラプトンの新作「Back Home」が「Layla」や「Tears Of Heaven」とは違う色ばかりのアルバムになっているように、本作にも「Soak Up The Sun」のような色は微塵もない。彼女の過去の代表曲に例えれば「Home」のようなパーソナルな世界が展開されるアルバムで、アルバム全体にアコースティックギターの音色が響き、実に落ち着いた感じがする。それでもリード・トラックのM3「Good Is Good」はこれまでのファンならば両手を挙げて歓迎できるような曲で、きっと彼女の代表曲の一つになるだろうなと思う。解説によれば、本作のレコーディングと同時にもう一枚ポップ・ソングを集めたアルバム用にレコーディングを済ませているらしい。戦略的な都合でリリースは来年に先送りするらしいのだが、「Soak Up The Sun」のような色を好むファンはそちらを楽しみにするといいかも。

 ところで最近、私のリリース情報仕入れ元といえば「rockin'on」と「BURRN!」、CDショップのフリーペーパー、レーベルからのメルマガ。あとは“虫の知らせ”でアマゾン検索をする程度だが、シェリル・クロウの新作については全く寝耳に水だった。私は雑誌の隅々まで読むほうではないが、それでもシェリルの新作についての記事は目にしなかったのは何故だろう。「BURRN!」に掲載されないのは当たり前だが(笑)。
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by velvet_iris | 2005-10-01 00:27 | P/Q/R/S
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