Allan Holdsworth Group / Then!: Live In Tokyo 1990(2003)
a0026447_20225299.jpg ここ数年、来日アーティストのライヴには一人で行く事が多くなった。それは単に「一緒に行ってくれる人がいない」からだ。以前周りに居たバンド仲間やライヴハウスの常連客、会社の同僚などロック好きの連中とは、いつの間にか疎遠になってしまったし、交際していた恋人たち(洋楽ロック好きはゼロ)を連れていっても「面白くないよ」と言われる始末。メタリカやオジーのコンサートで共にヘドバンしてくれた年子のお兄ちゃんも最近は忙しくて付き合ってもらえない。

 いまから15年前、HR/HM好きの友人を「アラン・ホールズワースのライヴに行こうよ」と誘ったことがあった。彼は80年代のHR/HMをこよなく愛していたがアラン・ホールズワースは知らなかった。あのエディ・ヴァン・ヘイレンがこよなく尊敬し、ライトハンド奏法を編み出すきっかけとなったギター・プレイヤーこそ、アラン・ホールズワースである。ギター小僧ならかなりの確率で興味を示してくれたのだろうが、友人はギターの経験が無かったせいか、ホールズワースの名前すら知らなかった。結局、私は一人で六本木ピット・インへ向かう羽目になった。1990年5月5日のことである。

 2003年になってそのライヴを収録されたアルバムがひっそりとリリースされた。それが今回紹介する「Then!」である。当時44歳のアラン・ホールズワースとスティーヴ・ハント〈key〉、ジミー・ジョンソン〈b〉、ゲイリー・ハズバンド〈ds〉といったメンバー。実際にその場に居ただけあって、目を閉じて聴いていると映像も浮かんでくる。チケットと引き換えたビールを片手に、場違いな長髪の私(未成年)。私みたいなヤツも居るだろうと思いきや、その夜の客層はとてもアダルティだった。前方の客はテーブル席だったので、後方で立見していた私からもホールズワースの手元がよく見えた。初めて見る“生ホールズワース”。しかし、その頃の私はまだジャズやフュージョンといったジャンルからは興奮も感激も癒しも得られなかったので、覚えているのは「うにょうにょうにょにょ〜」が凄かったくらいである。30歳を過ぎた今でも、こういったジャンルを聴くことがないので、いわゆる“アルバム・レビュー”が書けない。ごめんなさい。でも、今聴いても「うにょうにょうにょにょ〜」は凄いよっ(笑)!
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by velvet_iris | 2005-09-01 20:26 | A/B/C
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