The Black Velvets / The Black Velvets(2005)
a0026447_21355136.jpg バンド名に“色”が入るバンドは少なくない。深むらさきをはじめ、桃色フロイド、黒い安息日や黒カラスたち、赤くてホットなチリペッパーども、青い牡蠣カルトや白いシマシマ、…と考えたらいくらでも名前が挙がりそうだ。しかも、HR/HM系のバンドになるとそれに“動物”が加わったりする。白ヘビや白ライオンなどだ。すでに解散した日本のバンドでイエローモンキーというバンドがいたが、きっと頭の隅には“色+動物=有名HRバンド”という法則を意識していたに違いない(ハズだ)。

 そこで今日紹介するアルバムは、そんな色付き新人バンドのデビュー・アルバムである。きっかけはテレビの深夜番組「UK JACK!」(まさにきっかけはフジテレビ)でほんの少し流れたPVだった。「お、いいかも♪」と思い、バンド名を控えるためメモに手を伸ばした瞬間にOA終了。書きなぐったメモに残されていたのは「Glamstar」のみ。ネットで検索してもなかなかたどり着けない。「Glamstar」が曲名だと知ったのは真夜中のこと。バンド名は「The Black Velvets」。“ヴェルヴェッツ”である。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドにヴェルヴェット・リヴォルヴァー、ヴェルヴェット・アイリスの“ヴェルヴェッツ”とくれば買わないわけにはいかない(笑)。アルバム・ライナーによるとメンバーはリヴァプール出身の4人組。当然ビートルズもお気に入りに挙げているが、それ以外にAC/DCやガンズ、ツェッペリンの名前が並んでいる。それは音のほうを聴けばすぐに分かる。伝統的なブリティッシュ・ロックを2005年風味に仕上げました、という感じのM5「3345」、T.レックス好きが伺えるブギーなM6「Glamstar」、そして私が今年一番心に染みたロッカ・バラードM7「Lady Lime」。この中盤3曲の流れが特にいい。良すぎて他の曲はいまひとつ印象に残らないのだが、そのうち良くなる(ハズだ)。

 今年のフジロックに出演したブラック・ヴェルヴェッツ。本国でのアルバム・デビューはまだ。CDの帯にも記載されているが「日本大幅先行デビュー」となるので輸入盤は現在ナシ。ボーナストラック2曲付きの日本盤をどうぞ。あと、1日違いで発売されたThe*Ga*Ga*sとどっちを買うかお迷いのかたにアドバイス。あなたが「BURRN!」好きならThe*Ga*Ga*sがオススメ。「BURRN!」も「rockin'on」も同じくらい好きならこのアルバム。「rockin'on」が断然好きだと言うならどっちも買わないほうがいい(ハズだ)。

 ■ ユニバーサルのアーティストサイトはコチラ
[PR]
by velvet_iris | 2005-08-10 21:45 | A/B/C
<< 一週間 Guns N' Ros... >>