2004 Best Album, 2004 Final Log
a0026447_5504569.gif 今年最後の記事は「2004年最優秀アルバム」で締めくくりたいと思います。「最優秀」と言っても、もちろん全部のアルバムを聴いた訳ではありません。今年発売され、なおかつ偏見の塊のような私が購入した32枚の洋楽アルバムの中での話です。先に総評を述べてしまえば、「棺桶に入れたいような作品」には今年も出会えなかったということでしょうか。その理由は、自分が十代のような瑞々しい感性を失ったからなのか、耳が肥えてしまったのか、それとも魅力的な作品が生まれていないからなのか分かりません。魅力的な作品は生まれているのに出会えていないということもありますね。ま、いいや。それではノミネートした5作品を発表します。

a0026447_5514463.jpg■Ash / Meltdown(初回限定盤)
キャッチーなメロディは継承しつつ、全編ヘヴィに“脱皮”した3年ぶりの4thアルバム。通常盤と210円しか違わないボーナス・ディスク付き2枚組は今やレア。ファン以外も見つけ次第買うべき!
a0026447_5523913.jpg■The Datsuns / Outta Sight/Outta Mind
デビューから2年ぶりの2ndアルバム。前作同様ストレートなR&Rは「ガレージ・ロック・リヴァイヴァル」というブームに乗ってきたバンドではなかった事を証明してくれた。プロデュースはZEPのジョン・ポール・ジョーンズ!
a0026447_5531589.jpg■Lisa Loeb / The Way It Really Is
「メガネっ子」リサ・ローブの3年ぶりの4thアルバム。恋人ドゥイージル・ザッパももちろん参加。アコースティックの暖かさと、歌声の透明感は良い意味であいかわらず。捨て曲ナシ!
a0026447_5535781.jpg■U2 / How To Dismantle An Atomic Bomb
4年ぶりの11thアルバム。発売から2カ月弱だが、こういう企画に外せないほどの存在感のあるアルバム。どの時代のU2に近いというよりも、24年間の集大成という感じ。U2史上最高に売れそうな気がする…。
a0026447_5543553.jpg■Kiss / Alive 4
ライヴ・アルバム「Alive」シリーズの4作目は、オーケストラと競演したライヴ盤。「ハードロックとオーケストラのコラボなんてミスマッチ」と思うべからず。邦題は「地獄の交響曲」(笑)!






a0026447_603059.jpg私が選んだ2004年最優秀アルバムは、Ashの「Meltdown(初回限定盤)」です。

ボーナス・ディスク付き2枚組の「初回限定盤」にこだわるのは邪道かも知れません。しかし、限定ではあるものの、わずかな価格差で倍以上のトラックをリスナーに提供したバンドとレコード会社には、頭が下がります。ボーナス・ディスクの付いていない通常盤で評価しても、アッシュのターニング・ポイントとなり得る一枚であると思いますし、来年以降のロック、特にハードロック復権のきっかけになるのではと考えてしまいました。


 さて、ふだんロックアルバムの記事しか書いていない私ですが、今年一年は最悪の年でした。いや、最悪という言葉を軽々しく使うのは良くないのですが、とにかく悪いことが重なりました。自分自身の行ないからくる事、相手による事、運が悪かった云々、いろんな原因でいろんな事が起きました。とくに上半期が辛くて、少しでも現実逃避するためにブログを作ったようなものです。

 よく、「音楽に癒される」という言葉を聞くことがあります。私自身もこのブログのどこかでそんな表現をしたと思いますが、本当に辛いときは何の救いにもなりません。映画やテレビも同じ。どんなに楽しい漫才を観ても、どんなにアップテンポなロックを聴いても、本当に辛いときは身体の中に入ってこなかった。悲しみや失望から立ち上がるのは、まず自分自身。それでも、なんとか立ち上がり歩き出すときに、自分の好きな音楽が傍にあるという事はとても幸せなことだと改めて感じた下半期でもありました。

 さいわい、そんな最悪な気分からは立ち直りつつありますが、来年も現実逃避の手段としてブログを続けて行こうと思います。じつは、毎日ブログを書いていた頃は数百件のアクセスがありましたが、ペースを落としているあいだに90%くらい減りました(笑)。それでもこのブログを読んでくださっている皆さん、コメントをくださった皆さん、ありがとうございました。そしてよいお年を。
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by velvet_iris | 2004-12-30 06:05 | The 69 Awards 2004
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