The White Stripes / Elephant(2003)
a0026447_19185248.jpg 「デトロイトの紅白歌合戦」ことホワイト・ストライプスの4thアルバム。メグとジャックの姉弟という触れ込みだが“実は姉弟ではなく元夫婦”と噂される二人組。個人的には前作のポップな感じや2ndまでのチープな感じがなくなり、丁度良い塩梅になっていて一番好きなアルバムだ。グラミーの「ベスト・オルタナティヴ・ミュージック・アルバム」を受賞し、M1「Seven Nation Army」も「ベスト・ロック・ソング」を受賞した。

 カントリーやブルーズの影響を受けているといわれるバンドだが、直接ブルーズの影響を受けたというよりも、ブルーズの影響を受けたバンドからの影響も大きいのだろう。M8「Ball And Biscuit」などはツェッペリンが演奏してもおかしくない。とにかくジャックのギターは「ディストーション博士号」を与えたくなるほどの歪みっぷりである。また、“古さへのこだわり”も並々ならぬものがあるらしく、このアルバムも1963年以降の機材は使用せず、たった2週間という期間と80万円程度の予算で制作されたらしい。機材の話は眉唾ものだが、そんなこだわりは好感が持てる。

 ロックミュージシャンには欠かせない「暴行事件で逮捕」とか「ガールフレンドとドライブ中に事故」はもちろん、変人っぽい匂いがプンプンするジャック。クリス・ペプラーのラジオ番組でのインタビューで“もし女性に生まれ変わったら?”という質問に「家でずっとシャワーを浴びたい」と答えていた。…意味不明なところがクールだ。
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by velvet_iris | 2004-11-01 19:19 | W/X/Y/Z
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