Various Artists / Almost Famous(2001)
a0026447_13362184.jpg ロックを題材にした映画は多い。ただ、作品として楽しめるものは少ないような気がする。ミュージシャン本人が出演する作品はファン以外も楽しめる内容とは言い難い。実在したアーティストの生涯を描いた「ドアーズ」や「シド・アンド・ナンシー」などのドキュメンタリー的な作品も、既にストーリーを知っていることが多く、個人的にはむしろフィクションのほうが楽しめる。「スティル・クレイジー」や「ロック・スター」などだ。最近では「スクール・オブ・ロック」もとても楽しかった。

 今朝iPodが再生したのは、2001年に公開された映画「あの頃ペニー・レインと」のサウンドトラック。トム・クルーズ主演の「ザ・エージェント」(1996・アメリカ)などで知られる、キャメロン・クロウが製作、監督、脚本した自身の自叙伝的な作品である。私は知らなかったのだが、キャメロン・クロウという人は16歳でローリング・ストーン誌のスタッフとなり、有名アーティストの記事を書いていたらしい。この作品はその頃の体験をもとにして作られており、劇中には70年代のロックが満載だ。アーティスト本人の出演こそないが実名や音楽が目白押しなので、ロックファンは楽しめると思う。とくに主人公が姉から譲り受けたレコードを手に取るシーンでは、数々のロックの名盤のジャケットが映し出されるたびに嬉しくなってしまった。フーの「Tommy」に添えられた主人公の姉からのメッセージ「ロウソクをつけてこのレコードを聴くと世界が変わるわ」にも思わず共感。良い映画だったと思う。

 最後にネットで拾った情報として劇中のエピソードのモデルとなったアーティストを挙げておこう。すでに映画を観終わっているかたはクスッと笑えるかもしれない。

 ◆ スティル・ウォーターのモデルはオールマン・ブラザーズ・バンド
 ◆ スティル・ウォーターのヴォーカルのキャラはイーグルスのグレン・フライ
 ◆ ラッセルが屋根に登って叫んだ「オレは黄金の神だ!」というセリフはロバート・プラント
 ◆ 実際に飛行機で墜落しそうになったときのバンドはフー

 ■ 映画・収録曲の詳細はコチラ
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by velvet_iris | 2004-10-26 14:16 | V.A.
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