Bon Jovi / 7800 Fahrenheit(1985)
a0026447_163644.jpg 日本という国は、こと外国音楽においては寛容で豊かな国だと思う。街のCDショップへ行けばまず洋楽のCDは置いてあるし、ちょっとした大型店へ行けば「ワールドミュージック・コーナー」などが設けられており、世界中のあらゆる音楽CDを購入することができる。また、ファンも義理人情に厚く、一度気に入ったアーティストは決してメジャーでなくとも応援し続けるような気質は国民性だろうか。そういった日本のファンに支持され本国でブレイクしたバンドというのは珍しくなく、古くはクィーン、チープ・トリックなどが有名だ。ブレイクした結果、日本のファンに感謝を表すことで「相思相愛」となるバンドも多い。

 80年代後半にこのような「日本発」のブレイクを果たしたのがボン・ジョヴィだろう。彼らの成功のスタートは、デビューアルバム発売直後「スーパー・ロック'84」での初来日ステージだと言っても良いかも知れない。残念ながら私は体験できなかったが、中学の同級生が所沢球場で体験し、すぐに私に教えてくれたのだ。「ボン・ジョヴィはかっこいいよ!」と。以降バンドは毎年のように来日公演を行なっていた。いまや年末の恒例となった「年越しライヴ」を東京ドームで初めて行なったのもボン・ジョヴィだ。

 そんなボン・ジョヴィの2ndアルバムには、日本のファンへの友情の証としてM6「Tokyo Road」という曲も収められている。曲自体の出来はさておき、日本のファンはますます彼らを愛することになった。ちなみにアルバムタイトルの意味は「岩(=ロック)をも溶かす温度」の意味で、とくに邦題は付けられていない。もし、今発売されたなら「華氏7800」なんてベタな邦題を付けられたかも知れない。
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by velvet_iris | 2004-10-25 16:04 | A/B/C
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